ユーザーズガイド (製品マニュアル) | |
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JIS | ESC G |
16進数 | 1Bh 47h |
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本エミュレーションモードでは、強調印字モードと同じに文字パターンのドットを横方向にずらして印字します。ただし、拡張グラフィックスの印字時は、二重印字は無視されます。また、文字修飾の指定([ESC] q)などにより、文字スタイルを指定された文字やイタリック体は二重印字されません。 |
JIS | ESC H |
16進数 | 1Bh 48h |
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以降、文字の強調印字は解除され、標準印字になります。 |
JIS | ESC J <垂直位置(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 4Ah <垂直位置(1バイト)> |
![]() | <垂直位置(1バイト)> 垂直移動量を指定します。
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水平方向の印字位置は変わりません。 本制御命令は、1回の垂直移動のみ行い、改行ピッチの設定には影響しません。 |
JIS | ESC M |
16進数 | 1Bh 4Dh |
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12cpiの文字フォントで印字します。本制御命令は、プロポーショナルピッチが指定されている間は無効になります。また、本制御命令による文字ピッチの設定は、10cpi、15cpiが指定されるまで有効です。 印字する文字間隔は、ANK文字ピッチの調整([ESC] [SP])で変えることができます。 |
JIS | ESC N <行数(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 4Eh <行数(1バイト)> |
![]() | <行数(1バイト)> 最終行からの行数でミシン目スキップ量を指定します。
ページのボトム位置(印字の最終行)は、ページ長から(改行ピッチ×行数)インチ上の位置になります。ただし、現在のページの行数を超える設定は無視されます。 |
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本制御命令は、連続用紙のミシン目部分に印字がかかるのを防ぐため、ページ下端から何行分かを印字しない行として設定する機能です。 本制御命令によってボトム位置を設定したあと、改行ピッチを変更してもスキップ量は変化しません。 |
JIS | ESC O |
16進数 | 1Bh 4Fh |
JIS | ESC P |
16進数 | 1Bh 50h |
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10cpiの文字フォントで印字します。本制御命令は、プロポーショナルピッチが指定されている間は無効になります。また、本制御命令による文字ピッチの設定は、12cpi、15cpiが指定されるまで有効です。 印字する文字間隔は、ANK文字ピッチの調整([ESC] [SP])で変えることができます。 |
JIS | ESC Q <右マージン位置(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 51h <右マージン位置(1バイト)> |
![]() | <右マージン位置(1バイト)> 左端(第1文字目の印字位置)からの文字数で右マージン位置を指定します。
右マージンは、左端から(文字ピッチ×文字数)インチの位置になります。このとき、文字ピッチの調整量も含まれます。 ![]() プロポーショナルピッチが指定されている場合、文字ピッチは10cpiとして設定されます。 |
![]() |
本制御命令を行の途中で受信した場合、行バッファーの印字データを消去して印字位置を左マージン位置に移動します。 右マージンの設定後に文字ピッチを変更しても、右マージン位置は変化しません。 右マージン位置が左マージン位置よりも右側にない場合、本制御命令は無視されます。また、右マージンと左マージンの間隔が1文字幅に満たない場合でも、1文字は印字されます。 |
JIS | ESC R[国名(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 52h[国名(1バイト)] |
![]() | [国名(1バイト)] 文字セットの国名を選択します。
なお、本エミュレーションモードでは、「13韓国」、「64リーガル」の指定は無視されます。 |
![]() |
本制御命令は、1バイトコード登録文字セットが指定されている場合(ESC % 1)は無効になります。 |
JIS | ESC S[スクリプト文字種(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 53h[スクリプト文字種(1バイト)] |
![]() | [スクリプト文字種(1バイト)] スーパースクリプト文字またはサブスクリプト文字を指定します。
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スーパースクリプト文字は、1バイトコード文字の縦幅を2/3に縮小し、標準の文字の上端にそろえて印字されます。サブスクリプト文字は、1バイトコード文字の縦幅を2/3に縮小し、標準の文字の下端にそろえて印字されます。 ![]() 1バイトコード表の拡張グラフィックスのB0h~DFhおよびF0h~FFhはスクリプト文字にはなりません。また、カタカナコードの80h~FFhは、未定義コードとして扱われます。 |
JIS | ESC T |
16進数 | 1Bh 54 |
JIS | ESC W[指定/解除(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 57h[指定/解除(1バイト)] |
![]() | [指定/解除(1バイト)] 横幅拡大印字について選択します。
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本制御命令では、文字の横幅拡大指定(自動解除付き)([SO])による横幅拡大の指定を解除できます。また、本制御命令で横幅拡大印字を指定した場合、文字の横幅拡大(自動解除付き)解除([DC4])では解除できません。 |
JIS | ESC ¥ <移動量(2バイト)> |
16進数 | 1Bh 5Ch <移動量(2バイト)> |
![]() | <移動量(2バイト)> 現在印字位置からの移動量をドット数で指定します。 指定は2バイトで行い、ドット数を256で割った値を第2バイト、その余り値を第1バイトで表します。
ドット数=第1バイト+(第2バイト×256) 左方向への移動は、次の表のようにドット数をマイナス値(2の補数)で指定します。
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左右マージンを越える位置を指定した場合、本制御命令は無効になります。 順方向の印字時に、ANK文字のアンダーラインの指定/解除([ESC] -)でアンダーラインの印字が指定された場合のみ、アンダーラインが引かれます。 |
JIS | ESC g |
16進数 | 1Bh 67h |
![]() |
15cpiの文字フォントで印字します。本制御命令は、プロポーショナルピッチが指定されている間は無効になります。また、本制御命令による文字ピッチの設定は、10cpi、12cpiが指定されるまで有効です。 印字する文字間隔は、ANK文字ピッチの調整([ESC] [SP])で変えることができます。 15cpiを設定した場合、横幅縮小印字の指定は無効になります。また、1バイトコード表のカタカナコード80h~FFhは未定義コードとして扱われます。 |
JIS | ESC k[書体(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 6Bh[書体(1バイト)] |
![]() | [書体(1バイト)] 書体を選択します。
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選択された書体をキヤノン複合機/プリンターが持っていない場合、本制御命令は無効になります。本エミュレーションモードでは、ローマン書体(00h)のみが使用できます。 |
JIS | ESC l <左マージン位置(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 6Ch <左マージン位置(1バイト)> |
![]() | <左マージン位置(1バイト)> 初期状態の第1文字目の印字位置(左端)からの文字数で左マージン位置を指定します。
左マージンは、左端から(文字ピッチ×文字数)インチの位置になります。このとき、文字ピッチの調整量も含まれます。 ![]() プロポーショナルピッチが指定されている場合、文字ピッチは10cpiとして設定されます。 |
![]() |
本制御命令を行の途中で受信した場合、行バッファーの印字データを消去して印字位置を左マージン位置に移動します。 左マージンの設定後に文字ピッチを変更しても、左マージン位置は変化しません。また、右マージンと同じ位置または右マージン位置を超える値は設定できません。ただし、左右マージンの間隔が1文字未満の場合でも、1文字は印字します。 |
JIS | ESC p[指定/解除(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 70h[指定/解除(1バイト)] |
![]() | [指定/解除(1バイト)] プロポーショナルピッチを選択します。
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プロポーショナルモードでは、文字が文字パターンの幅に応じた間隔で印字されます。ドラフト文字選択時にプロポーショナルピッチを指定すると高品位文字のプロポーショナルピッチになります。また、1バイトコード登録文字セット指定時にプロポーショナルピッチを指定したときは、文字の登録時の文字ピッチで印字します。 1バイトコード表のカタカナコード80h~FFhは、未定義コードとして扱われます。 |
JIS | ESC q[修飾モード(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 71h[修飾モード(1バイト)] |
![]() | [修飾モード(1バイト)] 文字の修飾内容を選択します。
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1バイトコード表の拡張グラフィックスB0h~DFh、F4h、F5hは通常文字として印字されます。 |
JIS | ESC t[コード表(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 74h[コード表(1バイト)] |
![]() | [コード表(1バイト)] 文字コード表を選択します。
初期状態ではカタカナコード表が選択されています。 |
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拡張グラフィックスコード表のB0h~DFh、F4h、F5hに対しては、次の制御命令が無効になります。 |
JIS | ESC w[指定/解除(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 77h[指定/解除(1バイト)] |
![]() | [指定/解除(1バイト)] 縦拡大印字について選択します。
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縦拡大文字は、文字のベースライン位置を基準に上方へ拡大します。 本制御命令による指定は、改行ピッチには影響しません。 |
JIS | ESC x[指定/解除(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 78h[指定/解除(1バイト)] |
![]() | [指定/解除(1バイト)] 印字品位を選択します。
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ドラフト文字選択時は、書体選択(ローマンなど)は無効になります。 本エミュレーションモードでは、ドラフト文字を選択しても高品位文字で印字されます。ただし、ドラフト文字選択時の横方向の解像度は、120 dpiになります。 |