ユーザーズガイド (製品マニュアル) | |
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JIS | ESC SP <文字間スペース量(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 20h <文字間スペース量(1バイト)> |
![]() | <文字間スペース量(1バイト)> 文字間のスペース量をドット単位で指定します。
![]() |
![]() |
スペース量となるドットの単位は、次のとおりです。 なお、文字の横幅拡大指定時は、設定したスペース量が2倍になります。 ドラフト文字:1/120インチ 高品位文字:1/180インチ プロポーショナル文字:1/180インチ |
JIS | ESC ![印字モード(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 21h[印字モード(1バイト)] |
![]() | [印字モード(1バイト)] 1バイトのビット0から7でそれぞれの印字モードを指定します。 なお、ビット1で「0」(プロポーショナルピッチの解除)が設定された場合に、ビット0は有効になります。 ![]() |
![]() |
本制御命令による印字モードの設定は、ほかの制御命令よりも優先します。 |
JIS | ESC $ <ドット位置(2バイト)> |
16進数 | 1Bh 24h <ドット位置(2バイト)> |
![]() | <ドット位置(2バイト)> 左マージン位置からのドット数を指定します。 指定は2バイトで行い、ドット数を256で割った値を第2バイト、その余り値を第1バイトで表します。
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右マージン位置を超えたり、印字位置の左側を指定することはできません。 アンダーラインの指定が行われている場合、移動先までの間にはアンダーラインは引かれません。 |
JIS | ESC %[指定/解除(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 25h[指定/解除(1バイト)] |
![]() | [指定/解除(1バイト)] 1バイトコード登録文字セットの指定/解除を選択します。
初期状態では、内蔵文字セットが設定されています。 |
JIS | ESC & NUL <登録開始コード(1バイト)> <登録終了コード(1バイト)> <左側スペース量(1バイト)> <文字幅(1バイト)> <右側スペース量(1バイト)> (登録文字データ) |
16進数 | 1Bh 26h 00h <登録開始コード(1バイト)> <登録終了コード(1バイト)> <左側スペース量(1バイト)> <文字幅(1バイト)> <右側スペース量(1バイト)> (登録文字データ) |
![]() | <登録開始コード(1バイト)> <登録終了コード(1バイト)> 文字を登録するコードを指定します。
複数の文字を続けて登録する場合は、先頭のコードと最後のコードを指定します。1文字だけ登録するときは、開始/終了コードに同じコードを指定します。 <左側スペース量(1バイト)> <文字幅(1バイト)> <右側スペース量(1バイト)>> 登録する文字パターンの幅と、左右のスペース量をドット単位で指定します。 ![]() 文字幅および文字ピッチ(文字幅+左右スペース量)の最大値は次のとおりです。
(登録文字データ) 登録する文字パターンのデータを指定します。 |
![]() |
登録文字パターンのデータ量は、通常の文字の縦方向の24ドットを3バイトで表し、これを文字幅で指定したドット数分となります。たとえば、文字幅29ドットのときは、3×29で87バイトになります。また、スーパー/サブスクリプト文字の場合は、文字の縦方向の16ドットを2バイトで表し、これを文字幅で指定したドット数分となります。たとえば、文字幅9ドットのときは、2×9で18バイトになります。 登録文字パターンデータと印字結果は次のようになります。 ![]() |
JIS | ESC *[印字モード(1バイト)] <ドット数(2バイト)> (イメージデータ) |
16進数 | 1Bh 2Ah[印字モード(1バイト)] <ドット数(2バイト)> (イメージデータ) |
![]() | [印字モード(1バイト)] ビットイメージの印字モードを選択します。
<ドット数(2バイト)> ビットイメージの横方向のドット数を指定します。 指定は2バイトで行い、ドット数を256で割った値を上位バイト、その余り値を下位バイトで表し、下位バイト、上位バイトの順で指定します。
ドット数=下位バイト値+256×上位バイト値 たとえば、256ドットの指定は「00h 01h」となります。 (イメージデータ) ビットイメージデータを指定します。データ量は、次のとおりです。
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24ドットビットイメージの印字結果は次のようになります。右マージンを越えるドット数を指定すると、右マージンを越えた部分のイメージデータは無視されます。 ![]() 同一行内で、ドット密度の異なるビットイメージは印字できません。 |
JIS | ESC +<改行ピッチ(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 2Bh <改行ピッチ(1バイト)> |
![]() | <改行ピッチ(1バイト)> 改行ピッチを指定します。
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JIS | ESC -[指定/解除(1バイト)] |
16進数 | 1Bh 2Dh[指定/解除(1バイト)] |
![]() | [指定/解除(1バイト)] アンダーラインモードを選択します。
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![]() |
次の場合、アンダーラインは印字しません。 水平タブ位置への移動([HT])による移動部分 絶対位置移動(ドット位置)([ESC] $)による移動部分 相対位置移動(ドット数)([ESC] ¥)による左方向への移動部分 拡張グラフィックスコード表のB0h~DFh、F4h~F5h |
JIS | ESC 0 |
16進数 | 1Bh 30h |
![]() |
改行動作の関係で1ページが奇数行の場合、1/180インチ短くなることがあります。 |
JIS | ESC 2 |
16進数 | 1Bh 32h |
![]() |
初期状態では、1/6インチ改行に設定されます。 |
JIS | ESC 3 <改行ピッチ(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 33h <改行ピッチ(1バイト)> |
![]() | <改行ピッチ(1バイト)> 改行ピッチを指定します。
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JIS | ESC 4 |
16進数 | 1Bh 34h |
![]() |
拡張グラフィックコード表のB0h~DFh、F4h、F5hは、通常文字で印字されます。 また、漢字の縦印字モード指定時は、本制御命令は無効になります。 本エミュレーションモードでは、文字パターンを右に4ドット傾けることでイタリックとしています。 |
JIS | ESC 5 |
16進数 | 1Bh 35h |
JIS | ESC : NUL <内蔵文字セット番号(1バイト)> <登録文字セット番号(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 3Ah 00h <内蔵文字セット番号(1バイト)> <登録文字セット番号(1バイト)> |
![]() | <内蔵文字セット番号(1バイト)> 内蔵文字セットの書体番号を指定します。
<登録文字セット番号(1バイト)> 登録文字セット番号0(00h)を指定します。 |
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1バイトコード登録文字セットに内蔵文字セットをコピーすると、独自の文字を登録していない文字(コード)を印字するときに内蔵の文字を印字することができ、登録文字セットと内蔵文字セットの切り換え指定が不要になります。 |
JIS | ESC @ |
16進数 | 1Bh 40h |
![]() |
行バッファーの印字データを消去し、制御命令で設定されたすべての印字パラメータを初期化します。 登録文字(1バイト/2バイトコード文字)は消去されません。 本エミュレーションモードでは、ページ内に印字データがある場合、そのページを排紙します。したがって、印字位置は次ページの第1文字目に移動します。 |
JIS | ESC B <タブ位置1(1バイト)>…<タブ位置n(1バイト)> NUL |
16進数 | 1Bh 42h <タブ位置1(1バイト)>…<タブ位置n(1バイト)> 00h |
![]() | <タブ位置1(1バイト)>…<タブ位置n(1バイト)> 先頭行(TOF行)からの改行数で垂直タブ位置を指定します。
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垂直タブ位置は、先頭行から(改行ピッチ×行数)インチの位置になります。タブ位置は、最高16カ所までで、これを超える指定は無視されます。また、タブ位置は上方から下方へ順に指定します。 垂直タブ位置の指定を省略した場合(ESC B NUL)、設定されている垂直タブ位置がすべて消去されます。 設定した垂直タブ位置への移動は、VT で実行します。垂直タブ位置への移動([VT]) ページ長を越えるタブ位置、およびミシン目スキップ領域内のタブ位置へは移動できません。ただし、設定は有効であるため、ページ長やミシン目スキップを変更してタブ位置を印字領域内とすれば使用できます。 垂直タブ位置の指定順序が正しくない場合(同じ行を指定した場合や、前のタブ位置より上方を指定した場合)は、その時点で設定を終了します。 垂直タブ位置の設定後に改行ピッチを変更しても、タブ位置は変化しません。 |
JIS | ESC C <行数(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 43h <行数(1バイト)> |
![]() | <行数(1バイト)> 現在の印字位置を先頭行(TOF行)として、改行数でページ長を指定します。
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![]() |
ページ長の設定後に改行ピッチを変更しても、ページ長は変化しません。 本エミュレーションモードでは、ページフォーマットの種類によって、本制御命令で設定したページ長が次のように扱われます。 Fmode 1、2およびFmode 7、8(標準領域モード):カット紙のページ長 Fmode 3、4、6(標準/ワイド領域モード)およびFmode 7、8(ワイド領域モード):連続用紙のページ長 ページ長の設定が用紙サイズを越えた場合、または現在の改行ピッチが0の場合、本制御命令は無視されます。また、ミシン目スキップ行数が設定されている場合、スキップ行数が解除されます。 |
JIS | ESC C NUL <インチ数(1バイト)> |
16進数 | 1Bh 43h 00h <インチ数(1バイト)> |
![]() | <インチ数(1バイト)> 現在の印字位置を先頭行(TOF行)として、ページ長をインチ数で指定します。
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![]() |
本エミュレーションモードでは、ページフォーマットの種類によって、本制御命令で設定したページ長が次のように扱われます。 Fmode 1、2およびFmode 7、8(標準領域モード):カット紙のページ長 Fmode 3、4、6(標準/ワイド領域モード)およびFmode 7、8(ワイド領域モード):連続用紙のページ長 ページ長の設定が用紙サイズを越えた場合、本制御命令は無視されます。また、ミシン目スキップ行数が設定されている場合、スキップ行数が解除されます。 |
JIS | ESC D <タブ位置1(1バイト)>…<タブ位置n(1バイト)> NUL |
16進数 | 1Bh 44h <タブ位置1(1バイト)>…<タブ位置n(1バイト)> 00h |
![]() | <タブ位置1(1バイト)>…<タブ位置n(1バイト)> 左マージン位置(第1文字目の印字位置)からの文字数で水平タブ位置を指定します。
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![]() |
水平タブ位置は、左マージン位置から(文字ピッチ×文字数)インチの位置になります(文字ピッチの調整量も含みます)。 プロポーショナルピッチが指定されている場合、文字ピッチは10cpiとして設定されます。 タブ位置は、最高32カ所までで、これを超える指定は無視されます。また、タブ位置は左から右へ順に指定します。 水平タブ位置の指定を省略した場合(ESC D NUL)、設定されている水平タブ位置がすべて消去されます。 設定した水平タブ位置への移動は、HT で実行します。水平タブ位置への移動([HT]) 右マージンを越えるタブ位置へは移動できません。ただし、設定は有効であるため、マージンを変更してタブ位置を印字領域内とすれば使用できます。 水平タブ位置の指定順序が正しくない場合(同じ位置を指定した場合や、前のタブ位置より左を指定した場合)は、その時点で設定を終了します。 水平タブ位置の設定後に文字ピッチを変更しても、タブ位置は変化しません。 |
JIS | ESC E |
16進数 | 1Bh 45h |
![]() 文字のドットを横方向にずらして太く強調させて印字します。ドットのずらし量は次のようになります。
強調するためにずらしたドットが右マージンを越えた場合、そのドットは右マージンを越えて印字されます。また、文字修飾の指定([ESC] q)が行われている文字は、強調印字されません。 |
JIS | ESC F |
16進数 | 1Bh 46h |
![]() |
以降、文字の強調印字は解除され、標準印字になります。 |