マクロ機能の制御命令

マクロ機能に関する制御命令は、次の4種類です。

マクロの登録([ESC] | =)

指定したマクロ番号にマクロデータを登録します。
JIS
ESC | = <総バイト数(2バイト)><マクロ番号(3バイト)>, <マクロデータのバイト数(5バイト)<(マクロデータ)
16進数
1Bh 7Ch 3Dh 00h 00h <マクロ番号(3バイト)> 2Ch <マクロデータのバイト数(5バイト)> (マクロデータ)
<総バイト数(2バイト)>=可変長(00h 00h)
<マクロ番号(3バイト)>
マクロ番号を指定します。
範囲:
000~255
<バイト数(5バイト)>
登録するマクロデータのバイト数を指定します。
範囲:
00000~65535
(マクロデータ)
指定したバイト数のマクロデータを送ります。
登録したマクロデータをジョブが終わったときに削除するか、キヤノン複合機/プリンターの電源をオフにするまで登録しておくかを、メニューの登録レベルで選択できます。
プリンターのリセット処理([ESC] @)を受信した場合に、特定のマクロを自動実行させるスタートアップマクロを使用することもできます。

マクロの実行([ESC] | [)

指定したマクロ番号に登録されているマクロを実行します。
JIS
ESC | [ <総バイト数(2バイト)> <マクロ番号(3バイト)>
16進数
1Bh 7Ch 5Bh 00h 03h <マクロ番号(3バイト)>
<総バイト数(2バイト)>=3バイト(00h 03h)
<マクロ番号(3バイト)>
マクロ番号を指定します。
範囲:
000~255
指定したマクロ番号にマクロデータが登録されていない場合、本制御命令は無視されます。

マクロの削除([ESC] | ])

指定したマクロ番号に登録されているマクロデータを削除します。
JIS
ESC | ] <総バイト数(2バイト)> <マクロ番号(3バイト)>
16進数
1Bh 7Ch 5Dh 00h 03h <マクロ番号(3バイト)>
<総バイト数(2バイト)>=3バイト(00h 03h)
<マクロ番号(3バイト)>
マクロ番号を指定します。
範囲:
000~255
指定したマクロ番号にマクロデータが登録されていない場合、本制御命令は無視されます。

マクロの追加登録([ESC] | &)

すでに登録されているマクロ番号のマクロデータに新しいマクロデータを追加して登録します。
JIS
ESC | & <総バイト数(2バイト)><マクロ番号(3バイト)>, <マクロデータのバイト数(5バイト)>(マクロデータ)
16進数
1Bh 7Ch 26h 00h 00h <マクロ番号(3バイト)> 2Ch <マクロデータのバイト数(5バイト)>(マクロデータ)
<総バイト数(2バイト)>=可変長(00h 00h)
<マクロ番号(3バイト)>
マクロ番号を指定します。
範囲:
000~255
<バイト数(5バイト)>
登録するマクロデータのバイト数を指定します。
範囲:
00000~65535
(マクロデータ)
指定したバイト数のマクロデータを送ります。
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