ページフォーマット

I5577エミュレーションモードには、IBM5577プリンターでの印刷を想定した様々なアプリケーションソフトウェアおよび印字データに対応するために、7種類のページフォーマットが用意されています。
ホストコンピューター側で印字開始を指示する前に、想定されている用紙の種類(カット紙/連続用紙/用紙サイズ)や用紙の方向(縦置き/横置き)に合わせて、最適なページフォーマットを選んでおきます。
ページフォーマット名の右下にある名称(Fmode 1、2、3、4、6、7、8)は、各ページフォーマットに対応するモードNo.です。以後、本カテゴリの操作説明および制御命令の説明では、おもにこのモードNo.を使用しています。

カット紙のページフォーマット

ページフォーマットFmode 1、2では、IBM5577の印字結果と同じ大きさ(実寸)で印字します。これに対して、Fmode 7、8は、印字データを縮小します。
操作パネルで設定されている用紙サイズにしたがってレイアウト・印字されます。用紙サイズ
改ページの制御命令により、ページ長の設定にかかわらず用紙1枚を排紙します。ただし、Proモードでは、ページ長の設定によって1ページに印字できる行数(改ページの位置)が変わります。行数用紙長設定

連続用紙のページフォーマット

連続用紙に対応するページフォーマットは、印字データを縮小して印字します。
1ページに印字できる行数(改ページの位置)は、ページ長の設定によって異なります。
用紙の余白を有効に活用するワイド領域モードが使用できます。領域
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