自動実行モードを設定/開始する

ここでは、自動実行モードの設定/開始について説明します。
メモ
設定可能なフォルダー数は、個別に監視するフォルダー/Thereforeライブラリーの検索条件、自動実行フォルダーを合わせて20個です。
マイトレイや自動監視モードが設定されたフォルダーは含まれません。
ファイルリストビューウィンドウには5000件までのファイルが表示され、5000件を超えたファイルは自動実行できません。
次のファイルは自動実行の対象外です。
隠しファイル
以下の拡張子のファイル
*.exe, *.com, *.dll, *.ocx, *.lnk, *.sys, *.drv, *.avi, *.wav, *.lzh, *.zip, *.cab
Windowsとして印刷できない拡張子であり、かつ画像としてのコーデックがない拡張子
個別のフォルダー監視設定については、次を参照してください。
PDF変換の自動実行で変換されたPDFは、フォルダー内の変換済みPDFフォルダーに保存されます。
PDF変換の自動実行でPDFを保存する際、すでに同名のPDFがあった場合は、文書名の後ろに「(2)」を付けた文書名になります。
自動実行を設定したフォルダーにアクセスできない場合、タスクバーにエラー概要の通知が表示され、[自動実行フォルダーの一覧]の[状態]が[稼動中(エラー)]になります。[稼動中(エラー)]にマウスオーバーすると、メッセージにエラーの原因が表示されます。[自動実行フォルダーの一覧]で[停止]を選択し、エラーの原因を取り除いたのち、再度[開始]を選択してください。
PDF変換の自動実行時に、対象ファイルがパスワード付きPDF文書の場合は、結果がエラーとなります。
印刷の自動実行で次の条件の場合は、結果がエラーとなります。
対象ファイルがバリアブルフィールド付きIWB文書(*.iwb)
印刷設定テンプレートの適用でコンフリクトが発生
対象ファイルがパスワード付きPDF文書(*.pdf)
対象ファイルが非サポートのimageWARE文書(*.iwd)
指定したプリンターが存在しない
他のユーザーが自動実行を設定したフォルダーでも自動実行が停止の状態であれば、設定を変更して自動実行を開始できます。
1.
Desktop Browser画面のナビゲーションウィンドウ、またはファイルリストビューウィンドウで自動実行モードを設定するフォルダーを選択します。
メモ
[自動実行フォルダーの一覧]を表示して、自動実行モードを設定することもできます。設定方法の詳細は、次を参照してください。
自動実行モードを設定できるフォルダーは、個人ライブラリー、及びネットワークライブラリー内のフォルダーです。
2.
リボンの[自動実行の設定]をクリックします。
または、右クリックして[選択したフォルダーに自動実行を設定する]を選択します。
[自動実行の設定]が表示されます。
メモ
ツールボタンでも同じ操作ができます。Desktop Browserのツールバーにツールボタンが表示されていない場合は、次を参照して表示してください。
3.
[自動実行の設定]で、自動実行の詳細を設定して、[OK]をクリックします。
[フォルダーのパス]
自動実行を設定するフォルダーのパスを入力します。
[参照]をクリックしてパスを指定することもできます。
[処理内容]
自動実行する処理を設定します。
[PDF変換]
PDF変換を自動実行します。
[印刷]
印刷を自動実行します。
[詳細設定]
処理内容の詳細設定を行うダイアログを表示します。
[PDF変換]を選択時:[PDF文書の詳細設定]を表示します。
[印刷]を選択時:[プリンター設定]を表示します。
PDF文書の詳細設定
[PDF/A-1b形式に変換する]
PDF/A-1b形式に準拠したPDF文書に変換します。
[圧縮設定]
PDF文書の圧縮を設定します。
[Web表示用に最適化する]
PDF文書をWeb表示用に最適化する場合にチェックマークを付けます。
チェックマークを付けてPDF文書に変換すると、WebにPDF文書をアップロードした際、ページ単位でダウンロード(バイトサービング)できるようになります([PDF/A-1b形式に変換する]にチェックマークを付けた場合は、設定できません)。
[フォントを埋め込まない]
PDF文書を作成する際に、埋め込みフォントを使用せずに変換する場合にチェックマークを付けます([PDF/A-1b形式に変換する]にチェックマークを付けた場合は、設定できません)。
埋め込みフォントを使用せずにPDF文書に変換するため、PDF文書の容量を軽くできます。
[ページの内容をすべて画像に変換する]
チェックマークを付けると、PDF文書に変換する文書内のページを、すべてTIFF形式の画像に変換します。
[詳細設定]
変換する画像の設定ができます。
[カラーモード]:カラーを指定します。
[解像度]:解像度を指定します。
[テキスト認識(OCR)をする]
TIFF画像に変換された文書を、テキスト検索できるようにする場合にチェックマークを付けます(OCR機能)。
サイズの大きな文書を変換する際に、時間がかかる場合があります。
[OCRの言語]
OCR機能で使用する言語をプルダウンリストから選択します。
[自動回転を行う]
チェックマークを付けると、文書の上下方向を正しい向きに補正します。縦向きと横向きのページが混在する文書の場合にチェックマークを付けます。
[傾き補正を行う]
チェックマークを付けると、文書の傾きを補正します。文書が傾いている場合にチェックマークを付けます。
プリンター設定
[プリンターの選択]
プリンターを選択します。
[印刷時にテンプレートの印刷設定を使用する]
印刷時にテンプレートの印刷設定を使用する場合は、チェックマークを付けます。
[テンプレート名]
選択したテンプレート名が表示されます。
[テンプレートの指定]
使用するテンプレートを指定します。
[テンプレートの一覧]:使用するテンプレートを選択します。
[設定内容の一覧]:選択したテンプレートの内容を確認します。
[注釈を印刷する]
注釈を含めて印刷します。
自動実行モードの開始を確認するダイアログが表示されます。
4.
[はい]をクリックします。
選択したフォルダーが自動実行モードの対象フォルダーに設定され、フォルダーのアイコン表示が  に変化します。
メモ
同じフォルダーに自動監視モードが設定されている場合は、自動監視モードのアイコンと自動実行モードのアイコンを並べて表示します。
自動実行モードの開始時にフォルダー内にファイルが存在する場合、ファイルを自動実行モードの対象とするかどうかを確認するダイアログが表示されます。
5UH7-172