リモートファクスを使用する

ファクス機能があるキヤノン複合機の回線を利用して、同じネットワーク上のファクス機能がないキヤノン複合機でファクスを送受信できるようにします。
機器同士でファクス機能や電話回線を共有できるので、機能や回線の導入コストを抑えて、効率よくファクスを利用できます。
※リモートファクスは、どちらの複合機もimageFORCEシリーズまたはimageRUNNER ADVANCEシリーズの場合に利用できます。
ファクス機能がある機種の場合
クライアント機として使用する場合は、販売店または担当サービスにご連絡ください。
ファクス機能がオプションの機種の場合
リモートファクスを使用するには、以下のオプションが必要です。システムオプション
サーバー機として使用する場合:スーパーG3FAXボード
クライアント機として使用する場合:リモートFAX送信キット
 

リモートファクスを使用するための準備

リモートファクスのサーバー機能やクライアント機能を設定します。
また、サーバー機で受信したファクスは、Iファクスに変換してクライアント機に転送されるため、転送やIファクス受信の設定をします。
サーバー機として使用する場合
リモートファクスのサーバー機能を設定します。[リモートファクス設定]
サーバー機で受信したファクスを、クライアント機のIファクスアドレスに転送するための設定をします。受信したファクスを自動転送/バックアップする
クライアント機として使用する場合
リモートファクスのクライアント機能を設定します。設定の詳細については、クライアント機のマニュアルを参照してください。
Iファクス受信に使用するメールサーバーの情報を設定します。メールサーバーの情報を設定する

クライアント機でファクスを送受信する

ファクスを送信する場合は、通常と同じ方法でファクスを送信します。ファクスを送信する
※部門IDと暗証番号の入力画面が表示された場合は、サーバー機に登録されている部門IDと暗証番号を入力します。
ファクスを受信する場合は、Iファクス受信と同じ方法でファクスを受信します。Iファクスを受信する
メモ
クライアント機から送信したファクスに発信元情報を付けるかどうかは、サーバー機の設定に従います。[発信元記録]
CJ23-0A1