ファクスする
ファクスとは、電話回線を使用して、文書や写真などを白黒の画像として送受信することです。電話回線を使用せずに、インターネット経由でファクスを送受信することもできます。
ファクスの送信
以下の 2 つの方法があります。
本機から送信する
本機で文書や写真などの印刷物(原稿)をスキャンし、白黒の画像に変換して送信します。
送信したファクスを、特定の宛先に自動的に転送/保存することもできます。
パソコンから送信する
パソコンにインストールされたファクスドライバーを介して、文書や写真を白黒の画像に変換して送信します。
パソコンから文書や写真をプリントする要領で、ファクスを送信できます。ファクスを送信するために、印刷物を用意する必要がありません。
※macOSの場合は、OSに標準搭載されているAirPrint機能を使用して、ファクスドライバーをインストールせずにパソコンから送信することもできます。
AirPrintを使用してプリント/スキャン/ファクス送信するファクスの受信
ファクスの着信時は、呼び出し音が鳴らずに自動受信します。呼び出し音が鳴った場合は、受話器を取って通話かファクスかを確認して、ファクスのときは受信操作をします。
受信したファクスを、特定の宛先に自動的に転送/保存することもできます。
インターネットファクスの送受信
インターネットファクス(Iファクス)とは、インターネットを経由してファクスを送受信する機能です。
電話回線を使用しないため、通信費を気にせずにファクスを送ることができます。また、Iファクスを受信すると自動的に受信データがプリントされます。
送信先/送信元の機器がIファクスに対応している必要があります。
キヤノン複合機を介したファクスの送受信 - リモートファクス
ファクス機能があるキヤノン複合機の回線を利用して、同じネットワーク上のファクス機能がないキヤノン複合機でファクスを送受信できるようにします。
機器同士でファクス機能や電話回線を共有できるので、機能や回線の導入コストを抑えて、効率よくファクスを利用できます。
※リモートファクスは、どちらの複合機もimageFORCEシリーズまたはimageRUNNER ADVANCEシリーズの場合に利用できます。
関連項目
受信したファクスのプリントを制限する
受信したファクスをプリントせずに、一時的に本機のメモリーに保存できます。
IPファクスを利用する
オプションのIPファクス拡張キットがインストールされている場合は、IPファクスを利用できます。
IPファクスとは、社内LANなどのTCP/IPネットワーク内でファクスを送受信する機能です。
ネットワーク内の機器同士でファクスを送受信するため通信費を抑えることができ、通常のファクスよりも通信速度が速いなどのメリットがあります。
詳細については、オンラインマニュアルサイトでIPファクス拡張キットのマニュアルを参照してください。