DNSを設定する
DNS（Domain Name System）を導入している環境で本機を使用する場合は、DNSサーバーの情報やDHCPオプションを設定します。
DNSを導入していない場合でも、mDNS（multicast DNS）を設定することで、DNSの機能を使用できます。mDNSはBonjourなどで使用されています。
DNSを導入していない場合でも、mDNS（multicast DNS）を設定することで、DNSの機能を使用できます。mDNSはBonjourなどで使用されています。
※本機を 2 系統のネットワークに接続している場合に、副回線でDNSを使用して特定のシステムデータ通信を行うときは、ここでの設定とは別に副回線のDNSも設定する必要があります。副回線のDNSを設定する
ここでは、操作パネルを使用して設定する方法を説明します。
パソコンからリモートUIを使用して設定することもできます。パソコンによる本機の管理 - リモートUI
Administrator権限またはNetworkAdmin権限が必要です。
パソコンからリモートUIを使用して設定することもできます。パソコンによる本機の管理 - リモートUI
Administrator権限またはNetworkAdmin権限が必要です。
必要な準備
IPv6のDNSを設定する場合は、IPv6アドレスを使用するように設定します。IPv6アドレスを設定する
1
本機に管理者ユーザーでログインする ログイン方法
2
操作パネルの［ホーム］画面などで、［
設定/登録］を押す ［ホーム］画面
設定/登録］を押す ［ホーム］画面［設定/登録］画面が表示されます。
3
［環境設定］
［ネットワーク］［TCP/IP設定］を押す
［ネットワーク］［TCP/IP設定］を押す4
DHCPオプションの設定をする
DHCPオプションを設定しない場合は、手順5に進みます。
1
［IPv4設定］または［IPv6設定］［DHCPオプション設定］を押す
［DHCPオプション設定］を押す［DHCPオプション設定］画面が表示されます。
2
有効にする項目を［ON］に設定する
［ホスト名の取得］（IPv4のみ）
DHCPサーバーからホスト名（オプション12）を取得します。
［DNSの動的更新］（IPv4のみ）
本機に代わってDHCPサーバーがホスト名の対応付けの情報（オプション81）を自動更新します。
［DNSサーバーアドレスの取得］
DHCPサーバーからDNSサーバーアドレス（IPv4はオプション6／IPv6はオプション23）を取得します。
［ドメイン名の取得］
DHCPサーバーからドメイン名（IPv4はオプション15／IPv6はオプション24）を取得します。
［WINSサーバーアドレスの取得］（IPv4のみ）
DHCPサーバーからWINSサーバーアドレス（オプション44）を取得します。
［SMTPサーバーアドレスの取得］（IPv4のみ）
DHCPサーバーからSMTPサーバーアドレス（オプション69）を取得します。
［POPサーバーアドレスの取得］（IPv4のみ）
DHCPサーバーからPOP3サーバーアドレス（オプション70）を取得します。
3
［OK］を押す
4
［TCP/IP設定］または［上へ］を押す
［DNS設定］を押す
6
DNSサーバーの情報を設定する
設定情報については、プロバイダーまたはネットワーク管理者にお問い合わせください。パソコンの設定を参考にすることもできます。パソコンのネットワーク接続情報を確認する
DNSサーバーの情報を設定しない場合は、手順7に進みます。
1
［DNSサーバーアドレスの設定］を押す
［DNSサーバーアドレスの設定］画面が表示されます。
2
DNSサーバーのIPアドレスを入力し、［OK］を押す
［プライマリーDNSサーバー］に、DNSサーバーのIPアドレスを入力します。
セカンダリーDNSサーバーを使用している場合は、［セカンダリーDNSサーバー］に、そのIPアドレスを入力します。
※セカンダリーDNSサーバーを設定しない場合は、IPv4は「0.0.0.0」、IPv6は空欄のままにしておきます。
IPv4の場合
［プライマリーDNSサーバー］や［セカンダリーDNSサーバー］を押し、選択した状態にしてから入力します。
IPv6の場合
［プライマリーDNSサーバー］や［セカンダリーDNSサーバー］を押して入力します。
※以下のアドレスは入力できません。
マルチキャストアドレス（「ff」で始まるアドレス）
すべて「0」で構成されるアドレス
リンクローカルアドレス
3
［DNSのホスト名/ドメイン名の設定］を押す
［DNSのホスト名/ドメイン名の設定］画面が表示されます。
4
本機のホスト名やドメイン名を入力し、［OK］を押す
［IPv4と同じホスト名/ドメイン名を使用］（IPv6のみ）
IPv4とIPv6を併用する場合に、IPv4で設定したホスト名とドメイン名をIPv6でも使用するときは、［ON］に設定します。
IPv6のホスト名とドメイン名を個別に設定する場合は、［OFF］に設定し、［ホスト名］と［ドメイン名］を入力します。
IPv6のホスト名とドメイン名を個別に設定する場合は、［OFF］に設定し、［ホスト名］と［ドメイン名］を入力します。
［ホスト名］
DNSサーバーに登録するホスト名を半角英数字で入力します。
［ドメイン名］
本機が属するドメイン名を半角英数字で入力します。
入力例：
example.com
example.com
※IPv6アドレスの設定でDHCPv6を使用するように設定されている場合、IPv6のドメイン名は、DHCPv6サーバーから取得したドメイン名が使用されます。
5
［DNSの動的更新設定］を押す
［DNSの動的更新設定］画面が表示されます。
6
DNSの動的更新を使用するかどうかを設定し、［OK］を押す
DHCP環境などで、ホスト名とIPアドレスの対応付けが変更されたときに自動更新する場合は、［DNSの動的更新］を［ON］に設定します。
IPv6の場合は、DNSサーバーに登録したいアドレスの種類に応じて、［ステートレスアドレスの登録］／［手動アドレスの登録］／［ステートフルアドレスの登録］を［ON］に設定します。
IPv6の場合は、DNSサーバーに登録したいアドレスの種類に応じて、［ステートレスアドレスの登録］／［手動アドレスの登録］／［ステートフルアドレスの登録］を［ON］に設定します。
mDNSの設定をする
mDNSを設定しない場合は、手順8に進みます。
1
［mDNS設定］を押す
［mDNS設定］画面が表示されます。
2
mDNSを使用するかどうかを設定する
IPv4の場合
mDNSを使用する場合は、［IPv4 mDNSを使用］を［ON］に設定し、mDNS名を入力します。
IPv6の場合
mDNSを使用する場合は、［IPv6 mDNSを使用］を［ON］に設定し、IPv4と同じmDNS名を使用するかどうかを設定します。
IPv4とIPv6を併用する場合に、IPv4で設定したmDNS名をIPv6でも使用するときは、［IPv4と同じmDNS名を使用］を［ON］に設定します。
IPv6のmDNS名を個別に設定する場合は、［IPv4と同じmDNS名を使用］を［OFF］に設定し、mDNS名を入力します。
3
［OK］を押す
［ 設定/登録］［はい］を押す
設定/登録］［はい］を押す設定が反映されます。