ログイン時に 6 桁の数字が表示された

ログイン時にエラーが発生したときは、メッセージの下に 6 桁の数字が表示されることがあります。以下の一覧から、該当する対処方法を確認します。

100000~190000

6 桁の数字
原因/対処
100000
ICカードの読み取り時にエラーが発生したため、読み取りに失敗しました。
対応しているICカードか確認します。
100100
対応していないICカードです。
対応しているICカードか確認します。
100101
ICカードのカードIDが正しく設定されていません。
カードIDの設定に誤りがないか確認します。[ユーザーの追加]/[ユーザー情報の編集]画面
100102
ICカードの有効期限が正しく設定されていません。
有効期限の読取設定に誤りがないか確認します。
100103
ICカードの正当性値が正しく設定されていません。
正当性値の読取設定に誤りがないか確認します。[ユーザーの追加]/[ユーザー情報の編集]画面
100200
ICカードの特定コードが正しく設定されていません。
特定コードの読取設定に誤りがないか確認します。
100300
ICカードの有効期限が切れています。
ICカードの有効期限を確認します。
100400
対応していないICカードです。
対応しているICカードか確認します。
190000
ICカードの読み取り時にエラーが発生したため、読み取りに失敗しました。
対応しているICカードか確認します。

310001~310003

6 桁の数字
原因/対処
310001
認証サーバーとの通信に失敗しました。
本機およびドメインコントローラー(Active Directory)のネットワークケーブルを確認します。
ドメインコントローラーが停止していないか確認します。
ドメインコントローラーが本機に設定したDNSで名前解決できているか確認します。
認証サーバー設定で、[認証タイムアウト]のタイムアウト時間の値を現在の設定値より大きくします。認証サーバー情報を登録する
310002
本機が[サイト内アクセスモードを利用する]を有効にしている場合に、Active Directoryのサイト情報が正しく設定されていません。
Active Directory上で正しくサイト設定がされているか確認します。
310003
ネットワーク環境の準備ができていません。
しばらくしてから再度確認します。
指定されたドメイン名が、設定されているDNSサーバーで名前解決できるか(IPアドレスに変換できるか)、確認して、調整します。
設定されているDNSサーバーが見つからないか、通信ができない状態になっています。設定および通信環境を確認します。

322XXX

Kerberos認証時のエラーです。XXXには、Kerberosのエラーコードが表示されます。
6 桁の数字
原因/対処
322000
Kerberos認証時にサーバーのエラーが発生しました。
Active Directoryで、該当ユーザーアカウントのアカウントオプションの[Kerberos 事前認証を必要としない]を無効にします。または、Active Directoryが正しく運用されているか確認します。
322006
認証サーバーに対象ユーザーが存在しません。
認証先のドメインコントローラーに認証ユーザーまたは検索ユーザーが存在するか確認します。
322012
Active Directoryで、該当ユーザーアカウントのアカウントオプションの[対話型ログオンにはスマート カードが必要]が有効になっています。
Active Directoryで、該当ユーザーアカウントのアカウントオプションの[対話型ログオンにはスマート カードが必要]を無効にし、パスワードをリセットします。
※リセットしたときに同じパスワードを指定することもできます。
322014
Kerberos認証時にパスワードまたは暗号化方式が正しく設定されていません。
Active Directoryの管理ツールで、認証ユーザーまたは検索ユーザーのパスワードをリセットします。
User AuthenticationがサポートするKerberos認証時の暗号方式(AES 128 bit暗号化とDES)をサポートしているか確認します。
322018
アカウントの有効期限が切れています。
該当アカウントの有効期限を確認します。[ユーザーの追加]/[ユーザー情報の編集]画面
322023
パスワードの有効期限が切れています。
パスワードを変更します。
Active Directoryで、該当ユーザーアカウントのアカウントオプションの設定を確認します。
322024
キーボード認証時のユーザー名かパスワードが間違っています。
認証ユーザーまたは検索ユーザーのユーザー名とパスワードを確認します。
322029
書き込み可能なドメインコントローラーへの通信に失敗しました。
書き込み可能なドメインコントローラーのネットワークケーブルを確認します。
書き込み可能なドメインコントローラーが停止していないか確認します。
書き込み可能なドメインコントローラーがDNSで名前解決できているか確認します。
認証サーバー設定の[タイムアウト時間]の値を現在の設定値より大きくして、再試行します。認証サーバー情報を登録する
322037
本機と認証サーバーの日付/時刻設定が違います。
本機と認証サーバーの日付/時刻設定を合わせます。

323XXX

LDAPサーバー認証時(LDAPBind)のエラーです。XXXには、LDAPBindのエラーコードが表示されます。
6 桁の数字
原因/対処
323000
LDAPサーバー認証時にエラーが発生しました。
Active DirectoryまたはLDAPサービスが正しく運用されているか確認します。
323008
LDAPサーバー認証時にTLS暗号化通信関連のエラーが発生しました。
LDAPサーバーの通信設定(TLS暗号化通信に設定されているか)を確認します。
本機の設定がLDAPサーバーの通信設定と一致しているか確認します。LDAPサーバーを登録する
323048
LDAPサーバー認証に匿名ユーザーを使用しています。
LDAPサーバーで匿名アクセスが許可されているか確認します。
323049
323053
LDAPサーバー認証時のユーザー情報が正しく設定されていません。
認証ユーザーまたは検索ユーザーのユーザー名とパスワードを確認します。
認証ユーザーまたは検索ユーザーが無効/有効期限切れ、アカウントロックされていないか確認します。

324XXX

LDAPサーバー検索時(LDAPSearch)のエラーです。XXXには、LDAPSearchのエラーコードが表示されます。
6 桁の数字
原因/対処
324000
LDAPサーバー検索時にエラーが発生しました。
Active DirectoryまたはLDAPサービスが正しく運用されているか確認します。

325XXX

LDAPサーバー更新時のエラーです。XXXには、LDAPModifyのエラーコードが表示されます。
6 桁の数字
原因/対処
325000
LDAPサーバー認証時にエラーが発生しました。
Active DirectoryまたはLDAPサービスが正しく運用されているか確認します。
325010
読み取り専用ドメインコントローラーに対して、登録処理を実行しました。
Active Directory設定で設定しているドメインコントローラーが読み取り専用の場合は、ユーザー情報の編集機能(カードの登録/削除、暗証番号変更)は利用できません。ユーザー情報の登録機能を利用する場合は、書き込み可能なドメインコントローラーを設定します。
325016
ICカード情報の更新時、LDAPサーバーに存在しない属性を変更しています。
Active Directory、LDAP側に存在する属性が変更対象に指定されているか確認します。認証サーバー情報を登録する
325019
ICカード情報の更新時、LDAPサーバーの許容範囲外の値が設定されています。
正しい属性が変更対象に指定されているか確認します。認証サーバー情報を登録する
325032
LDAPサーバーに存在しないユーザーにICカード情報を登録しています。
変更対象のユーザーがActive Directoryに存在するか確認します。
325050
管理者設定ページに設定された検索ユーザーに更新権限(書込権限)がありません。
検索ユーザーに、変更対象のユーザー属性に対する書き込み権限が付与されているか確認します。
325053
ICカード情報の更新時、値の変更が許可されていない属性を変更しています。
正しい属性が変更対象に指定されているか確認します。
325067
cn属性など、相対識別名(RDN)の属性を変更しようとしています。
cn属性など、相対識別名(RDN)の属性情報は変更できません。変更対象の属性を変更します。

331000~332008

6 桁の数字
原因/対処
331000
ユーザー認証に失敗しました。
ユーザー名、パスワードを確認します。それでも解決しない場合には、システム管理者に連絡します。
331001
ユーザー名が入力されていません。
ユーザー名を入力します。
331002
ユーザーが見つかりません。
ユーザー名、パスワードを確認します。それでも解決しない場合には、システム管理者に連絡します。LDAPサーバー側で存在しないユーザーまたは検索ユーザーに該当アカウントの属性情報の読み取り権限がない可能性があります。
331003
認証サーバーに登録されていないカードを使用しています。
正しいカードを使用しているか確認します。
331004
認証サーバーにカード情報が重複して登録されています。
システム管理者に連絡します。
331005
該当ユーザーのアカウントの有効期限が切れています。
システム管理者に連絡します。
331006
カードの正当性値とサーバー側の正当性値が一致していません。
正しいカードを使用しているか確認します。それでも解決しない場合には、システム管理者に連絡します。
331007
サーバー側で範囲外の正当性値が設定されています。
正当性値の属性が正しいもので運用されているか確認します。認証サーバー情報を登録する
331008
該当ユーザーのアカウントはロックアウトされています。
システム管理者に連絡します。
331009
本機にログインするアカウントのユーザーIDが不正です。または、サーバー設定が正しくない可能性があります。
必須属性などが正しく設定されているか確認します。認証サーバー情報を登録する
Active Directoryで、該当ユーザーアカウントのアカウントオプションの[Kerberos 事前認証を必要としない]を外します。
331010
機能別認証時に、ファンクションの利用が許可されていないユーザーでログインしました。
システム管理者に連絡します。
331011
機能別認証のログインに失敗しました。
ログインユーザーの利用可能なファンクション情報を確認します。
331012
ログインユーザーの暗証番号が正しくありません。
暗証番号を入力しなおします。
331013
該当ユーザーのアカウントは無効です。
システム管理者に連絡します。
332000
ユーザー情報の更新に失敗しました。
ユーザー情報更新に失敗しました。正しいユーザーでユーザー確認されているか、更新情報が正しく設定されているか確認します。
332001
すでに登録されているカード情報です。
該当ユーザーのカードがすでに登録されています。正しいカードを使用しているか確認します。または、システム管理者に連絡します。
332002
ユーザー情報の更新時に不正な属性が指定されました。
カード情報の編集機能利用時には、Active DirectoryのsAMAccountName や、userPrincipalNameの属性に対して登録する事は許可していません。他の属性を利用するなどします。
332003
ユーザー情報の更新時に不正なログイン名が指定されました。
該当ユーザーのユーザー名(ログイン名)の登録は許可されていません。ユーザー名を確認し、システム管理者に連絡します。
332004
ユーザー情報の更新時に不正な表示名が指定されました。
該当ユーザーの表示名の登録は許可されていません。参照しているサーバー側の表示名の属性値を確認し、システム管理者に連絡します。
332005
ユーザー情報の更新時に不正なドメイン名が指定されました。
該当ドメイン名の登録は許可されていません。選択しているドメイン名を確認し、システム管理者に連絡します。
332006
ユーザー情報の更新時に不正なメールアドレスが指定されました。
該当ユーザーのメールアドレスの登録は許可されていません。参照しているサーバー側のメールアドレスの属性値を確認し、システム管理者に連絡します。
332007
ユーザー情報の更新時に不正なロールが指定されました。
参照しているサーバー側の権限を判定する属性値を確認し、システム管理者に連絡します。
332008
ユーザー情報の更新時に登録可能なユーザー数の上限を超えました。
システム管理者に連絡します。
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