受信したファクスを自動転送/バックアップする

あらかじめ設定した転送条件に該当するファクスを受信したときに、その内容が指定した宛先に自動的に転送/保存されるように設定します。たとえば、「A社からのファクスはファイルサーバーに保存」といった使いかたができます。
受信したすべてのファクスを転送/保存するように設定したり、転送/保存する曜日や時間帯を指定したりすることもできるため、「休日に受信したファクスはメールで転送」といった使いかたも可能です。
転送条件は最大 1,000 件まで設定できます。受信したファクスが複数の転送条件に該当する場合は、それぞれの転送条件で設定されている宛先に転送/保存されます。
指定できる宛先
 
ここでは、操作パネルを使用して設定する方法を説明します。操作パネルでは、[ホーム]画面の[宛先/転送の設定][転送設定]からも設定できます。
パソコンからリモートUIを使用して設定することもできます。パソコンによる本機の管理 - リモートUI
Administrator権限またはDeviceAdmin権限が必要です。
必要な準備
ファクス番号以外の宛先を転送/保存先に指定する場合は、その宛先にデータを転送/保存するための準備をします。
メールアドレスの場合 メールサーバーの情報を設定する
ファイルの保存先の場合
ファクスボックスの場合 ファクスボックスを設定する
指定する宛先を、本機のアドレス帳に登録します。宛先の登録 - アドレス帳
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本機に管理者ユーザーでログインする ログイン方法
2
操作パネルの[ホーム]画面などで、[ 設定/登録]を押す [ホーム]画面
[設定/登録]画面が表示されます。
3
[ファンクション設定][受信/転送][共通設定][転送設定]を押す
[転送設定]画面が表示されます。
4
[登録]を押す
転送条件を登録する画面が表示されます。
受信したすべてのファクス(転送条件に該当しないファクス)を転送/保存する場合は、[条件なし転送の登録]を押し、対象とするファクスの受信手段を選択して、手順7に進みます。
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転送条件名を入力する
[転送条件名]を押し、任意の転送条件名を入力して、[OK]を押します。
[設定の履歴]の各ボタンを押すと、過去に登録した転送条件を 3 つ前まで呼び出すことができます。
6
転送/保存条件を設定する
1
[転送条件]を押す
2
転送/保存条件を設定し、[OK]を押す
[受信手段]のプルダウンメニューから、対象とするファクスの受信手段を選択します。
選択した受信手段に応じて、対象とするファクスの条件を設定します。
受信手段がファクスの場合
受信手段がIファクスの場合
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転送/保存先を指定する
アドレス帳に登録されている宛先を指定する場合
ファクスボックスを指定する場合(親展受信として利用する場合)
8
必要に応じて、転送/保存時の設定をする
9
[OK]を押す
転送条件が登録されて、[転送設定]画面に戻ります。
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登録した転送条件を選択し、[条件のON/OFF]を押す
選択した転送条件が有効になります。
[リストプリント]を押すと、転送条件の一覧をプリントできます。
メール/Iファクスで転送するときの、メールの重要度のレベルを[Eメールの重要度]で選択できます。
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[閉じる]を押す
メモ
転送条件の受信手段を変更する
転送条件の登録後に受信手段を変更することはできません。転送条件の受信手段を変更する場合は、転送条件をいったん削除してから登録しなおします。
転送条件が自動的に無効になる場合
指定した宛先がアドレス帳から削除された場合は、転送条件が自動的に無効になります。転送/保存先を指定しなおしてから、転送条件を有効にしなおします。
転送に失敗した場合
設定されている方法に従って処理されます。[転送エラージョブの処理]
送信したファクスを自動転送/バックアップする
上記は、受信したファクスを転送/保存するための設定です。送信したファクスを転送/保存するには、別途設定が必要です。送信したファクスを自動転送/バックアップする
AXUC-082