余白とは

Object Layout Editorで扱う余白とは、ブロックとブロックの間のスペースを指します。
ブロックは、位置が近い細かなオブジェクト(テキストや図などの文書上に配置された要素)をObject Layout Editorが仮想的にまとめた(ブロック化した)ものです。
ブロック編集モード画面の[余白量]では、余白の割合をゲージで表示します。ブロック編集モード画面に表示される[余白量]のゲージやアイコン、メッセージについては、次を参照してください。
メモ
自動的に認識されるブロックを、さらに分割できます。
ブロック間の境界線を移動して、隣り合うブロックの大きさを変更できます。
不要なブロックは、削除できます。削除操作については、次を参照してください。
ブロックを縦、横に手動で移動できます。移動操作については、次を参照してください。
ワークペインに表示されるページを切り替える方法については、次を参照してください。
余白をつめる操作については、次を参照してください。

余白をつめる処理の流れ

余白をつめる機能は、ブロック間のスペースを省く機能です。
ワークペイン上の2ページは、通常、左ページにページ番号が若いページが表示され、左ページを基準に余白をつめる処理が行われます。次に簡単な例を示します。
左ページに余白がある場合は、左ページの上方向にむかって余白がつめられます。
その結果、左ページの下部に余白が生じた場合は、右ページの上部のブロックが移動して余白がつめられます。
余白をつめたことで、ワークペイン上の2ページのうち、右ページの下に余白が生じます。

選択した2ページの処理

ワークペイン上に表示する2ページは、任意に選択できます。連続しない2ページを選択した場合、その間にあるページは、余白づめの影響を受けません。
ページ全体に大きな画像があり、そのページを飛ばして余白をつめたい場合などには、連続しない2ページを選択すると便利です。
メモ
連続しないページを右側に表示する場合は、[サムネイル]リスト上で[Ctrl]キーを押しながらそのページをクリックします。ワークペインには左右2ページが表示され、両ページの間にあるページは表示されません。