手差し給紙ユニット・Cに用紙をセットする

封筒や郵便はがきなどにプリントするときは、手差し給紙ユニット・Cにセットします。

定形サイズ

A/B サイズまたはインチサイズの定形サイズの用紙がセットできます。

ユーザー設定サイズ

ユーザー設定サイズ(98.4×148 mm~330.2×487.7 mm)の用紙がセットできます。
メモ
長尺用トレイ・Bを取り付けている場合にセットできる用紙については、「使用できる用紙について」を参照してください。

封筒

COM10 No.10(104.7×241.3 mm)、Monarch(98.4×190.5 mm)、DL(110×220 mm)、ISO-C5(162×229 mm)、長形3号(120×235 mm)、洋形長3号(120×235 mm)、角形2号(240×332 mm)、ユーザー設定サイズの封筒(98.4×148 mm~330.2×487.7 mm)がセットできます。

郵便はがき

はがき(100×148 mm)、往復はがき(148×200 mm)、4面はがき(296 × 200 mm)がセットできます。

インデックス紙

インデックス紙のセット方法については「インデックス紙をセットする」を参照してください。
重要
手差しする用紙については次の点に注意してください。
用紙枚数:1枚~約250枚(80 g/m2、高さ約27.5 mm)
コート紙は1枚ずつセットしてください。
カールした用紙は、必ずカールをなおしてから使用してください。紙質によっては紙送りされない場合があります。(→用紙のカールに関する注意事項)
セットできる用紙については、「使用できる用紙について」を参照してください。
用紙はよくさばいてからセットしてください。薄紙、再生紙、パンチ済み紙、厚紙、ラベル用紙、OHPフィルム、透明フィルムなどの用紙は、特によくさばいてからセットしてください。
異なるサイズの用紙を同時にセットしないでください。
用紙の種類は必ず正しく設定してください。特に厚紙など、特別な種類の用紙にプリントする場合は正しく設定されていないと画像不良が起こる可能性があり、定着器が汚れたり紙の巻きつきが発生したりして、担当サービスによる修理が必要になる場合があります。
メモ
手差し給紙ユニット・Cはオプションです。
快適なプリント結果を得ていただくため、キヤノン推奨用紙のご使用をおすすめします。

1.
手差し給紙ユニット・Cを開く
メモ
すでに用紙がセットされている場合、先行して手差し給紙ユニット・Cを使用するジョブがある可能性があります。
予約されているジョブがないときは、セットされている用紙を取り除いたあと、手順2以降を続けます。
予約されているジョブがあるときは[手差し用紙変更予約]から予約コピー/プリントを行ってください。
コピー:予約コピーで手差し給紙ユニット・Cを指定する
保存ファイルの利用:予約プリントで手差し給紙ユニット・Cを指定する
2.
セットする用紙サイズにあわせて、スライドガイドを調節
用紙が大きいときは補助トレイを引き出します。
3.
手差し給紙ユニット・Cに用紙をセット
積載制限表示()を越えないようにセットしてください。
これ以降、封筒、郵便はがきのセット方法については「手差し給紙ユニット・Cに封筒/郵便はがきをセットする」を参照してください。
重要
手差し給紙ユニット・Cに用紙をセットする場合は、用紙のかどをきちんとそろえてセットしてください。正しくセットしないと、紙づまりを起こしやすくなります。
手差し給紙ユニット・Cに用紙をセットする場合は、用紙が平らになっていることを確認してください。スライドガイドが用紙サイズよりも狭くセットされ、用紙に盛り上がりがあると、給紙されないことがあります。
メモ
用紙の梱包紙に給紙面についての指示が書かれている場合は、その指示に従って用紙をセットしてください。
手差し給紙ユニット・Cに用紙をセットする場合は、プリントする面を上にしてセットしてください。
プリントするときに不具合が生じた場合は、用紙を裏返してセットしなおしてください。
あらかじめロゴなどが印刷されている用紙のプリント方向については、「原稿向きと用紙向きの関係について」を参照してください。
手差しコピー/プリントをするときは、用紙がカールしていると、紙づまりを起こしやすくなります。そのため、図のようにカールをなおしてから手差し給紙ユニット・Cにセットしてください。
手差し給紙ユニット・Cを使って、すでに一度コピー/プリントされている用紙の裏を再度コピー/プリントに用いる場合は、用紙のカールをなおし、コピー/プリントする面を表向きにセットしてください。
また、両面印刷をしたい場合は、下図のようにセットすると印字の向きを揃えることができます。
*1給紙方向
*2排紙方向
4.
用紙サイズを設定
手差し給紙ユニット・Cにセットした用紙と同じ用紙サイズが表示されている場合は、手順5へ進んでください。
セットした用紙と異なるサイズが表示されている場合は、スライドガイドを調整し直してください。
それでも異なる用紙サイズが表示される場合は、以下の手順で用紙サイズを選択してください。
重要
用紙サイズは、手差し給紙ユニット・Cにセットした用紙と同じサイズを選択してください。
メモ
スライドガイドの調整を促す画面が表示されたときは、スライドガイドの幅を調節してサイズを設定したあと、[OK]を押してください。
スライドガイドの幅の調整または[環境設定](設定/登録)の[手差し用紙のデフォルト設定登録]の確認を促す画面が表示されたときは、スライドガイドの幅を手差し用紙のデフォルト設定として登録した用紙サイズにあわせるか、[環境設定](設定/登録)で[手差し用紙のデフォルト設定登録]を「OFF」にしてください。(→手差し用紙のデフォルト設定を登録する)
定形サイズの用紙を選択する場合:
定形サイズ以外の用紙を選択する場合(ユーザー設定サイズ):
定形サイズの用紙を選択する場合:
スライドガイドの幅を調節してサイズを設定したあと、[定形サイズ]を押す
「定形」から用紙を選択→[OK]を押す
メモ
インチサイズを選択する場合は、[インチサイズへ]を押します。
定形サイズ以外の用紙を選択する場合(ユーザー設定サイズ):
[ユーザー設定サイズ]を押す
[X][Y]を押す→数値を入力 →[OK]を押す
数値を入力するかわりに、用紙サイズが登録されているサイズボタン([S1]~[S5])を選択することもできます。
メモ
間違って入力したときは、(クリア)を押して正しい数値を入力します。
サイズボタン([S1]~[S5])を選択する場合は、あらかじめ用紙サイズをボタンに登録しておく必要があります。用紙サイズの登録のしかたについては、「ユーザー設定サイズを登録/編集/削除する」を参照してください。
5.
用紙の種類を選択
[用紙種類]の[変更]を押す
用紙の種類を選択→[OK]を押す
[簡易設定へ]を押して、用紙の種類を選択したあと、[OK]を押して選択することもできます。
すでにプリントされた用紙のウラ面にプリントする場合は、[両面2面目]を押します。
メモ
A4またはA4Rの用紙を設定したときのみ、OHP フィルムを選択できます。
用紙種類の詳細については、「使用できる用紙について」を参照してください。
用紙種類の選択の詳細設定のリストにない用紙の種類を登録できます。「用紙種類を登録する」を参照してください。
6.
[OK]を押す
セットした用紙の設定を間違えたときは、手差し給紙ユニット・Cの用紙を抜き差しして、もう一度設定しなおしてください。

重要
ベラム紙は1枚ずつセットし、排紙されるごとにトレイから取り除いてください。一度に複数枚セットすると、紙づまりの原因となります。
厚紙の種類によっては、手差し給紙ユニット・Cに複数枚セットした場合に紙づまりが起きることがあります。その場合は1枚ずつセットしてください。それでも紙づまりが発生する場合は、用紙の[カール補正量]をプラス(5 mm以下)に設定してください。(→用紙カセットごとにカール補正量を調整する)
用紙の両面にプリントする場合は、両面モードを指定してプリントしてください。用紙の吸湿状態によって、プリントした用紙がしわになることがあります。
すでにプリントされた用紙のウラ面にプリントする場合は、用紙を手差し給紙ユニット・Cにセットし、用紙種類の選択画面で「両面2面目」を設定してください。
長尺紙を出力する場合は、出力後すみやかに用紙を取り除いてください。長尺紙が排紙トレイに積載されたまま、別サイズの用紙を出力した場合や別のトレイを排紙先に使用した場合、一番下の出力紙にへこみ跡や汚れが付くことがあります。へこみ跡や汚れを回避するため、あらかじめ白紙の長尺紙を排紙トレイに1枚置いた状態で出力することをおすすめします。
1枚目の出力紙が排紙トレイ上にスムーズに排紙できない場合は、あらかじめ出力紙を同サイズかそれより大きいサイズの白紙を排紙トレイに1枚置いた状態で出力することをおすすめします。
メモ
次のような原稿を読み込む場合は、原稿のサイズを指定してください。
OHP フィルムなどの透明度の高い原稿
地色が極端に濃い原稿
3E93-01E