アドレス帳や設定をインポート/エクスポートする

アドレス帳や各種設定をファイルに書き出してパソコンに保存(エクスポート)したり、エクスポートしたファイルを読み込んで本機に反映(インポート)したりできます。
万一に備えてバックアップとして利用できるほか、エクスポートしたファイルは他のキヤノン複合機にもインポートできるので、登録や設定の手間を省いて、アドレス帳や設定データを他機と共有することもできます。

インポート/エクスポートできる項目

インポート/エクスポートには、必要な設定内容のみを個別のファイルでインポート/エクスポートする方法と、設定内容を 1 つのファイルにまとめて一括インポート/エクスポートする方法があります。
インポート/エクスポートできる項目は、インポート/エクスポートする方法によって異なります。
個別にインポート/エクスポートできる項目
一括インポート/エクスポートできる項目

インポート/エクスポート時の注意事項

同じ表示言語でインポート/エクスポートする
インポート先とエクスポート元の表示言語は同じにします。表示言語が異なると、設定値が文字化けして、インポート先が正しく動作しないおそれがあります。
実行時の注意事項
インポート/エクスポートが完了するまで、本機の電源は切らないでください。データが破損したり、本機が故障したりするおそれがあります。
※処理が完了するまで数分かかることがあります。
インポート/エクスポートは、使用者がいない時間帯に実行することをおすすめします。インポート/エクスポートと同時にできない操作や処理があります。
インポート/エクスポートと同時にできない操作や処理

パーソナライズデータを同期している場合

クライアント機*1としてパーソナライズデータの同期を開始すると、同期対象である以下のデータのインポート/エクスポートが制限されます。
個人設定情報*2
ユーザーグループ宛先表
*1クライアント機能を有効にしたサーバー機も含みます。
*2個人設定情報の対象項目については、一覧を参照してください。パーソナライズできる項目一覧
 
パーソナライズデータの同期中に、同期対象のデータをインポート/エクスポートする場合は、同期を終了したりサーバー機で操作したりする必要があります。

同期中に他機のデータをインポートする場合

パーソナライズデータの同期中に、同期していない他機のデータをインポートする場合は、以下の手順でインポートします。
 
インポートするには、Administrator権限が必要です。
1
インポート先のクライアント機で、同期を終了する クライアント機の同期を終了する
2
サーバー機で、既存のデータをバックアップする データをバックアップ/復元する
3
サーバー機で、インポートするデータの対象となるユーザーやユーザーグループの情報を削除する サーバー機のパーソナライズデータを削除する
4
同期を終了したクライアント機で、同期対象のデータをインポートする
5
データをインポートしたクライアント機で、同期を開始する クライアント機の同期を開始する
メモ
同期中のサーバー機で個人宛先表/ユーザーグループ宛先表をインポートする場合
クライアント機能を有効にしているサーバー機で、[接続先サーバーのアドレス]が「localhost:8443」に設定されている場合は、同期中でも個人宛先表/ユーザーグループ宛先表のデータを個別にインポートできます。個別にインポートする

同期中のデータをエクスポートする場合

クライアント機では、パーソナライズデータの同期中に、同期対象のデータをエクスポートすることはできません。
クライアント機能を有効にしているサーバー機で、[接続先サーバーのアドレス]が「localhost:8443」に設定されている場合にのみ、同期対象のデータをエクスポートできます。クライアント機のパーソナライズデータ更新の準備をする
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