アノテーションとは

Desktopの付属モジュール「Annotation Editor」を使用すると、バインダー文書およびPDF文書に、アノテーションを追加できます。
アノテーションなし
アノテーションあり
追加したアノテーションは文書の上に張り付けた状態になっています。そのため、アノテーションの下にある情報は残ったままとなり、アノテーションの移動や本文検索で内容が確認できます。
編集前の文書の内容を確認できないようにするには、次の方法をおすすめします。
墨消しを行う
墨消しで指定した文書内の領域を、塗りつぶして削除します。Annotation EditorまたはDocument BinderからObject Layout Editorの墨消し編集モードを呼び出して行います。
オブジェクト編集/ブロック編集を行う
文字や画像の編集を行います。不要な部分を削除できます。Document BinderからObject Layout Editorを呼び出して行います。
TIFF画像に変換する
追加したアノテーションを含めてひとつのTIFF画像にして、PDF文書/TIFF文書に変換します。全体が統合されるため、アノテーションの下になった部分は確認できなくなりますが、画像になるため他の部分も本文検索ができなくなります。Desktop BrowserまたはDocument Binderから行います。
Annotation Editorで追加できるアノテーションは、次のようなテキストや図形などのオブジェクトです。
アノテーションの種類
説明
テキスト
テキストオブジェクト(文字列)を挿入します。
テキストボックス
テキストボックスを挿入します。テキストボックスには枠があり、枠内に文字列を挿入できます。
コメント
引き出し線の付いたテキストボックスを挿入します。テキストボックスには枠があり、枠内に文字列を挿入できます。
直線
直線を挿入します。
四角形
四角形を挿入します。
楕円
楕円を挿入します。
多角形
多角形を挿入します。
折れ線
折れ線を挿入します。
マーカー
マーカー(枠なしの半透明色四角形)を挿入します。
マスク
マスク(枠なしの塗りつぶし四角形、または楕円)を挿入します。
イメージ
指定した画像を挿入します。
テキストスタンプ
テキストスタンプを挿入します。任意の文字列をテキストスタンプとして登録できます。
ビットマップスタンプ
ビットマップスタンプを挿入します。任意の画像をビットマップスタンプとして登録できます。
日付スタンプ
日付スタンプを挿入します。日付の形式(短い形式/長い形式)を選択できます。
テキストハイライト
原稿テキストにハイライトを挿入します。
下線
原稿テキストに下線を挿入します。
取り消し線
原稿テキストに取り消し線を挿入します。
テキストノート
原稿テキストにテキストノートを挿入します。テキストノートにはハイライト部とポップアップ部があり、ポップアップ部の枠内に文字列を挿入できます。
メモ
次のアノテーションは、線の種類を変更できます。
テキストボックス
コメント
直線
四角形
楕円
多角形
折れ線
Annotation Editorを使用して、バインダー文書およびPDF文書に電子印鑑を付けられます。
Desktop Browserの送信先トレイアウトプットアイコンを使うと、アノテーションや電子印鑑を付けた文書を共有フォルダーの間で回覧できます。
その他、必要に応じて次を参照してください。