部門IDによるグループ管理 - 部門別ID管理
部門別ID管理は、ローカルデバイスの登録ユーザーを、所属部署などのグループ(部門ID)にまとめて管理する機能です。
部門別ID管理でできること
部門別ID管理を利用すると、以下のことができるようになります。
セキュリティー強化
部門IDが不明な操作を制限する
部門IDに暗証番号を設定して、ユーザーのログイン時に部門IDと暗証番号を入力する認証操作を求める(DepartmentID Authentication)
※ユーザー認証には、通常はUser Authenticationというログインサービスが使用されます。これをDepartmentID Authenticationに変更して運用する場合は、ログインサービスを変更します。
ユーザー認証のログインサービスを変更する機器使用状況/コスト管理
プリントなどのページ数を部門ID別に集計して確認する
部門IDごとにプリント/スキャン/コピーできるページ数を設定して、用紙の使用枚数などを管理する
部門ID
部門別ID管理中にユーザーがログインするには、あらかじめそのユーザーに部門IDを設定しておく必要があります。
各部門IDには、必要に応じて暗証番号とページ数の制限を設定できます。
最大 1,000 件の部門IDを登録できます。
部門IDと暗証番号
部門IDに暗証番号を設定すると、その部門IDのユーザーがログインするときに、暗証番号の入力が求められます。(DepartmentID Authentication)
7 桁以下の数字で設定します。7 桁未満の数字を入力すると先頭に「0」が追加され、7 桁の数字として設定されます。
「00」や「0000000」のように、0だけの部門IDや暗証番号は登録できません。
システム管理部門ID
システム管理部門IDという管理者用の部門IDがあります。システム管理部門IDは、その部門IDと暗証番号があらかじめ登録されています。
システム管理部門IDには、Administrator権限を持つユーザーが所属します。部門別ID管理の開始後に、Administrator権限を持つユーザーがログインすると、自動でこの部門IDが設定されます。
※システム管理部門IDと暗証番号は、7 桁の入力を必須にすることもできます。詳しくは、お買い求めの販売店または担当サービスにお問い合わせください。
重要
オプションのコピーカードリーダーで部門別ID管理をしている場合は、各カードに割り当てられた部門IDを使用します。そのため、部門IDの登録はできません。
部門別ID管理の流れ
部門別ID管理を利用する場合は、以下の流れで設定します。
Step 3 | 部門IDが不明なユーザーからの操作を制限した場合は、本機を使用する各パソコンに部門ID/暗証番号を設定します。 |