その他の注意事項

ここでは、Access Management Systemを運用する上での注意事項について説明します。

部門別ID管理機能との併用について

User AuthenticationをActive Directory認証方式やLDAP認証方式で運用する場合は、部門別ID管理機能と併用できません。
部門別ID管理機能の詳細は、デバイスに付属の取扱説明書を参照してください。

ジョブのキャンセル

関連付けられたロールにかかわらず、使用制限が行われているAMS対応デバイスから、以下の処理中にユーザーがログアウトした場合は、ジョブがキャンセルされます。
スキャン実行中
コピーのジョブ結合の続行確認中
お試しコピーの続行確認中
送信文書のプレビュー中

リモートUIの制限

使用制限が行われているAMS対応デバイスに、以下のユーザー以外がログインした場合は、[ポータルへ]、[状況確認/中止]以外のボタンをクリックすると、エラー画面が表示されます。
[Administrator]/[DeviceAdmin]/[NetworkAdmin]ロールが関連付けられているユーザー
使用制限のすべての項目が制限されない設定のロールを関連付けられているユーザー

リモートUIのアドレス帳

User Authenticationが搭載されている機種では、リモートUIで提供されるアドレス帳(宛先表の管理機能)の使用制限を設定することができます。
ロールの[アドレス帳の利用/ネットワーク保存先の登録]で設定します。

リモートUIのダイレクトプリント

User Authenticationが搭載されている機種では、デバイスの環境設定で、リモートUIで提供されているダイレクトプリント機能(プリンタードライバーを介せずにプリントする機能)の使用制限を設定することができます。
デバイスの環境設定で、[利用を制限する機能]の[AMS Printer Driver Add-inを使用しないドライバーからのプリント]にチェックマークを付けた場合は、ダイレクトプリントを利用できません。
デバイスの環境設定で、[利用を制限する機能]の[AMS Printer Driver Add-inを使用しないドライバーからのプリント]にチェックマークを付けない場合は、ダイレクトプリントを利用できます。ただし、カラー印刷を制限するなどの詳細な使用制限を行うことができません。

重連コピー機能の制限

使用制限が行われているAMS対応デバイスは、重連コピーの送信元として使用することはできません。重連コピーに関連するキーは、以下のように制限されます。
コピー基本画面の[その他の機能]-[重連コピー]が表示されない
[設定/登録]画面から設定する[重連コピーのリモートデバイス登録]が無効になる

[設定/登録]の制限

デバイスの[設定/登録]の一部の設定項目は、AMSが稼働しているデバイスでは制限がかかるため、表示されなくなります。詳細は、「[設定/登録]の制限」を参照してください。

[設定/登録]の[新規宛先の制限]の制限

AMSが稼働しているデバイスでは、[設定/登録]の[新規宛先の制限]は利用できません。設定は無効化されて、非表示となります。AMSを無効に変更しても、設定は自動で元の設定には戻りません。再度設定が必要となります。
AMSが稼働しているデバイスでは、類似の制限をロール内の制限項目[新規宛先への送信]でユーザーごとに設定できます。

[設定/登録]の[アドレス帳の暗証番号]の制限

AMSが稼働しているデバイスでは、[設定/登録]の[アドレス帳の暗証番号]は利用できません。暗証番号はクリアされて、非表示となります。AMSを無効に変更しても、暗証番号は自動で元の設定には戻りません。再度設定が必要となります。
AMSが稼働しているデバイスでは、アドレス帳に対する制限は、ロール内の制限項目[アドレス帳の利用/ネットワーク保存先の登録]でユーザーごとに設定できます。

オーバーレイ印字の制限

AMSが稼働しているデバイスでは、プリンタードライバ―からオーバーレイ印字、およびフォームファイル作成は使用できません。

ファクスの制限

AMSが稼働しているデバイスでは、ファクスのダイレクト送信、オンフックは使用できません。

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