クライアントコンピューターをセットアップするAccess Management Systemで、コンピューターからの印刷を制限するには、コンピューターにインストールされているプリンタードライバーでAMS機能を有効にして、ユーザー情報を設定する必要があります。
この運用例では、3台のデバイスを使用しますが、デバイス_Aとデバイス_Bとデバイス_Cは同じ機種なので、1つのプリンタードライバーを使用します。
1つの[AMS]ページ上で設定すれば、ログオン中のコンピューターから使用するすべてのAMS Printer Driver Add-inに適用されます。したがってユーザー情報の設定も1回の操作で完了します。
重要
プリンタードライバーによっては、AMS Printer Driver Add-Inが組み込まれていません。最新のプリンタードライバーお使いください。
共有プリンター環境で使用する場合は、プリントサーバー上のプリンタードライバーでAMS機能を有効化してください。
システムを構成するすべての機器(デバイス、クライアントコンピューター、サーバーコンピューターなど)の日付/時刻が合っていないと、印刷に時間がかかったり、印刷できなかったりすることがあります。デバイスの設定方法については、デバイスに付属の取扱説明書を参照してください。
AMS Printer Driver Add-inを有効化するWindowsのAdministrator権限を持つユーザーでコンピューターにログオンします。
Windows 8.1/Server 2012を使用している場合は、デスクトップへ移動します。
起動しているアプリケーションをすべて終了します。
デバイス_Aとデバイス_Bとデバイス_Cが使用するプリンタードライバーの最新版をインストールします。
メモ
最新のプリンタードライバーは、キヤノンのWebサイトからダウンロードできます。
プリンタードライバーが「Standard TCP/IPポート」でインストールされていない場合は、「Standard TCP/IPポート」で更新することをお勧めします。
デバイス_Aとデバイス_Bとデバイス_Cのプリンターアイコンを追加します。
詳細は、お使いのWindowsの取扱説明書を参照してください。
追加したプリンターでAMS機能を有効化します。
詳細は、プリンタードライバーの取扱説明書を参照してください。
AMS Printer Driver Add-inにユーザー情報を設定するAMS Printer Driver Add-inを有効化したコンピューターにログオンします。
Windows 8.1/Server 2012を使用している場合は、デスクトップへ移動します。
デバイス_Aのアイコンを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
[AMS]タブをクリックします。
[ユーザー名/パスワード]をクリックします。
[認証に使うユーザー名/パスワードの設定]ダイアログボックスが表示されます。
[認証先]で[このデバイス]が選択されていることを確認し、[ユーザー名]と[パスワード]に[sales_temp]のユーザー名とパスワードを入力したあと、[OK]をクリックします。
[ユーザー名]:sales_temp [パスワード]:t_password
メモ
この運用例では、デバイスの環境設定の[プリンタードライバーの制御]で[ユーザー認証情報を保持する]にチェックマークを付けたので、[パスワードを保存し、印刷時に認証情報を確認しない]チェックボックスが有効になっています。
[印刷時に印刷制限情報を確認する]にチェックマークを付けます。
[OK]をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。
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