印字位置を調整する80F2-08S
かたよって印刷されたり、印刷範囲からはみ出てしまったりする場合、印字位置の調整を行ってください。印字位置は給紙部ごとに調整することができます。
印字位置調整をする前に以下を正しく設定してください。
調整したい給紙箇所を設定する(
仕様設定 <給紙>
<デフォルト給紙箇所>)
調整したい印刷モード(片面/両面)を設定する(LBP453i / LBP452 / LBP451のみ)(
仕様設定 <両面>)
印字位置調整をする場合、給紙箇所の用紙種類は<フリー>ではなく正しい用紙種類を設定してください。
ステップ 1 :現在の印字位置を印刷する「サンプルプリント」を印刷することで、調整が必要な方向と距離を確認できます。
<調整/メンテナンス>
<画質調整>
<印字位置調整>の順に進む
<サンプルプリント>
<はい>を選び、
を押す
サンプルプリントが出力されます。
ステップ 2 :調整が必要な方向と距離を確認するサンプルプリントには印字位置確認用のマークが印刷されます。このマークの位置によって、調整する方向と距離を決めます。すべてのマークが用紙の端に印刷されているのが正常な状態です。
サンプルプリントの見かた 排紙された用紙の先端が、サンプルプリントの上端になります。用紙を手に取るときは、どの辺が上端か覚えておいてください。
印字位置がかたよっているとき 印字位置確認用のマークがかたよって印刷されているときは、印字位置の調整が必要です。印字位置の調整は、方向を「+」または「-」、距離を「mm」で指定します。上下にずらす場合(縦方向)は、上方向を「-」、下方向を「+」で指定します。左右にずらす場合(横方向)は、左方向を「-」、右方向を「+」で指定します。
次の例では、印字位置を3.5 mm上に、また1.5 mm右にずらす必要があるため、縦方向を「-3.5 mm」、横方向を「+1.5 mm」に指定します。
ステップ 3 :給紙部ごとに印字位置を調整する調整が必要な方向と距離を確認したら、印字位置を調整します。タテヨコそれぞれの方向で-3.5~+3.5 mmの範囲で0.1 mm単位に指定できます。
<調整/メンテナンス>
<画質調整>
<印字位置調整>の順に進む
各給紙部または<共通>から調整したい給紙部を選ぶ
<共通>はLBP453i / LBP452 / LBP451のみ選択できます。
両面印刷時のタテ方向の印字位置調整について(LBP453i / LBP452 / LBP451のみ)
両面印刷の1ページ目(オモテ面)の印字位置は<共通>で調整できます。2ページ目(ウラ面)の印字位置は、各給紙部の設定で調整できます。
印字位置調整例1ページ目(オモテ面)
<共通>
<縦方向(両面1面目)>の設定値
2ページ目(ウラ面)
各給紙部
<縦方向(片面/両面2面目)>の設定値
調整したい方向と片面/両面の組み合わせを選び、
を押す
LBP451e / LBP411は調整したい方向を選びます。
調整する数値を設定し、
を押す
サンプルプリントの印刷結果をもとに、
/
で数値を入力します。
<縦方向(両面1面目)>の場合、入力した数値ですべての給紙部の印字位置が調整されます。
他の位置や給紙部の調整をするときは、手順3~5を繰り返します。
サンプルプリントを出力し、正しく調整できたか確認する
ステップ 1 :現在の印字位置を印刷する
Satera LBP453i / LBP452 / LBP451 / LBP451e / LBP411
ユーザーズガイド (製品マニュアル)
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