画質調整文書番号: A7LY-077
階調や色調の自動補正、濃度ムラの補正など、画質に関する調整について説明しています。
階調補正 印刷物の階調(グラデーション)の再現性が原稿と著しく異なる場合、印刷結果が原稿により近くなるように調整します。
濃度補正 印刷物の濃度が原稿と著しく異なる場合、スキャン時の濃度が原稿により近くなるように調整します。
濃度ムラ補正 印刷物の画像部分に濃度ムラが発生する場合、濃度が均一になるように調整します。
自動色ずれ補正 印刷物の色がにじんだりぼやけたりしたときは、色ずれが生じている可能性があります。色ずれ補正を行うことで改善されることがあります。
フルカラー時の鮮やかさ設定 カラー印刷するときに、色味がより鮮やかに再現されるように設定します。
ズーム微調整 コピーした画像の大きさが原稿とわずかに異なる場合、同じ大きさになるように微調整します。
スクリーンの設定 プリント画像の表現を変更する場合、スクリーンを設定します。プリントする画像に適した設定値を選択することで、プリント画像の階調や輪郭をより滑らかに表現することができます。
カラー調整 カラー印刷するときに、カラーバランスの強弱や濃度を微調整します。
カブリ補正 コピー/プリントしたときに、白地部分にも色がついてしまう「色かぶり」が発生するときは、カブリ補正で各色のかぶりを補正することができます。
ホワイトギャップ補正 コピー/プリントした画像上で、ハーフトーンの直後に同色の濃い色があるときに、その境界付近のハーフトーン側が細い線のように白くなる「ホワイトギャップ」が発生する場合は、本機能で改善できる可能性があります。
両面プリント時の画像光沢ムラ補正 薄紙を使用している際に、両面プリントの裏面に光沢ムラが発生する場合があります。この設定を<ON>にすることで、光沢ムラを抑止することができます。
後端部白抜け補正 <環境設定>の<後端部白抜け補正>を無効にするかどうかを設定します。
定着温度調整モードの切替 用紙によっては定着器の温度調節が必要になり、その調節には時間がかかります。事前に定着温度調整モードを設定しておくことで、生産性の低下を回避することができる場合があります。
低温環境モード 低温環境下では、定着器が十分に温まっていないため、厚い用紙に高濃度画像を連続プリントすると、定着不良が発生する場合があります。低温環境時のプリントスピードを低下させることで、この定着不良を回避します。
光沢ムラ補正 加圧ローラーの温度が上がり過ぎると、光沢ムラが発生する場合があります。温度管理のレベルを変更することで、光沢ムラを抑止することができます。
ドラム温度調整 高温多湿時などに、画像が一部こすったようにゆがんだり、複数の白く細いスジがプリントされたりする場合があります。感光ドラムの温度を切り替えることで、白く細いスジや画像のゆがみを抑えることができます。
特殊スムージング 用紙の搬送方向に対して平行の色ずれを補正して、濃い色の文字、線、図形、写真、画像、グラデーションをなめらかに印刷するための機能です。
プリント中の階調補正モード 本製品は安定した階調や濃度、および色味を維持するために、一定枚数をプリントするごとに中間転写ベルト上に濃度補正用パッチを作成し、それをセンサーで検知して濃度補正を行っています。必要であれば、この補正頻度を増やしてさらに画質を安定させることができます。
imagePRESS V1000
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