はじめに

効率化

imageRUNNER ADVANCEには、紙文書をスキャンする、データを出力する、ファクスを送受信するための様々な機能が用意されております。
目的に合わせてimageRUNNER ADVANCEの機能を活用すれば業務にかかる時間を大幅に短縮。ビジネスでの生産性を飛躍的に向上させることができます。
原稿をスキャンしてコンピューターに送信する
ネットワークスキャナーでスキャンした画像を文書に貼り付ける
Adobe ReaderでPDF文書を編集できるようにする(Reader Extensions)
スキャン文書を暗号付のサーチャブルPDFにする
ネットワーク上のアドバンスドボックスを活用する
複数のドキュメントをまとめてプリントする(Windows)
小冊子にして印刷する(Windows)
小冊子にして印刷する(Mac OS)
お気に入りを使って印刷する(Windows)
プリセットを選択して印刷する(Mac OS)
プリンタードライバーのデフォルト値を設定する(Windows)
受信した画像を一時保存して閲覧する
ダイレクトメール(広告FAX)への対策
受信したファクスを自動転送できるようにする
受信したファクスをコンピューターへ自動転送できるようにする
モバイルコンピューターへの転送
ファクス受信文書の振り分け
転送エラージョブの処理
送信したファクス文書が無事届いたか確認する
サーバー上のファクスを利用する
一度に複数の宛先にEメールを送信する
共有アドレス帳を使用する
iR-ADV/iR宛先表編集ツールを使用してアドレス帳を編集する
インターネットファクスで文書を送信する
インターネットファクスで文書を受信する
印刷データの活用
ボックスに保管したデータをバックアップする
USBメモリーに保存したデータを本製品から直接プリントする
スキャンした名刺から宛先ラベルを作成する
よく使うキーを目立つようにする
よく行う一連の操作を1つのボタンに登録する(カスタムメニュー)
他の複合機で設定したカスタムメニューを呼び出す
受信ファクス文書を自動的にライブラリーに取り込む(imageWARE Desktop)
コンピューターからファクス送信する(imageWARE Desktop)
コンピューター上でフローを作成する(Workflow Composer)
デバイス上でフローを実行する(Workflow Composer)

カスタマイズ/パーソナライズ

オフィスによって、あるいは個人によってもよく使う機能は異なるもの。imageRUNNER ADVANCEでは、操作パネルに表示される項目を使いやすいようにカスタマイズしたり、よく利用する設定をカスタムメニューとして登録することで、操作効率の向上を実現します。
お気に入りを使って印刷する(Windows)
プリセットを選択して印刷する(Mac OS)
プリンタードライバーのデフォルト値を設定する(Windows)
よく使うキーを目立つようにする
よく行う一連の操作を1つのボタンに登録する(カスタムメニュー)
他の複合機で設定したカスタムメニューを呼び出す

TCOの削減

グローバル化の浸透によって競争がますます激化する昨今、単なる設備投資ではなくTCO (total cost of ownership)を考慮する必要があります。宛先管理を効率化する"アドレス帳共有"などのネットワーク連携を利用し、情報化に必要なコストと労力を削減できます。
原稿をスキャンしてコンピューターに送信する
ネットワークスキャナーでスキャンした画像を文書に貼り付ける
サーバー上のファクスを利用する
共有アドレス帳を使用する
インターネットファクスで文書を送信する
インターネットファクスで文書を受信する
コピー時のID設定
プリンタードライバーで部門別ID管理を設定する
受信ファクス文書を自動的にライブラリーに取り込む(imageWARE Desktop)
コンピューターからファクス送信する(imageWARE Desktop)
製本中とじ印刷を行う(imageWARE Desktop)

機密保持

ビジネスにおいて機密情報の漏洩対策を行うことは必須です。
imageRUNNER ADVANCEは、プリントやデータ送受信など、それぞれのシーンにあったセキュリティー対策を施します。
スキャン文書を暗号付のサーチャブルPDFにする
転送エラージョブの処理
ボックスに保管したデータをバックアップする
本体管理のセキュリティー
出力紙を他人に見られないように印刷する
電子署名PDF/XPSの設定を行う
送信/ファクス送信時のセキュリティー
ボックスのセキュリティー
本機へのアクセスを制限する(IPv4)
本機へのアクセスを制限する(IPv6)
USBメモリーに保存したデータを本製品から直接プリントする
受信ファクス文書を自動的にライブラリーに取り込む(imageWARE Desktop)

必要な設定

本書で紹介する機能によっては、使用する前に設定を行う必要がある場合があります。設定は主に次の3ヶ所から行います。
設定/登録
インターネットファクス(Iファクス)、Eメール、ファクスの転送設定、ネットワークを利用した機能を使用する前に設定します。セキュリティー関連の機能を使う際には、主にここから使用します。階層構成になっており、目的別にグルーピングされております。
管理者と一般ユーザーによって使用できる項目は異なります。
本製品のシステム全般に関する設定はAdministratorとシステム管理者のみ行えます。管理者の種類については、「本製品における管理者設定について」を参照してください。管理者権限により操作が可能となる設定/登録の項目については、「本製品における管理者設定について」「管理者の設定可能項目一覧(リモートUI)」を参照してください。
本製品はデフォルトで、Administrator/システム管理者が設定されています。
工場出荷時、Administratorのユーザー名は「Administrator」、パスワードは「7654321」に設定されています。(大文字と小文字の区別をします。)また、システム管理者のシステム管理部門IDは「7654321」、システム管理暗証番号は「7654321」に設定されています。
【事前確認事項】
設定に際し、以下の情報を確認する必要があります。
項目
設定例
確認(設定)方法
本製品のIPv4アドレス
172.24.156.11
(設定/登録)→[環境設定]→[ネットワーク]→[TCP/IP設定]→[IPv4設定]→[IPアドレス設定]
本製品のサブネットマスク
255.255.255.0
本製品のゲートウェイアドレス
172.168.1.254
本製品のプライマリーサーバー
10.120.5.11
(設定/登録)→[環境設定]→[ネットワーク]→[TCP/IP設定]→[IPv4設定]→[DNS設定] →[DNSサーバーアドレス設定]
本製品のセカンダリーサーバー
10.120.10.55
ホスト名
imageRUNNER ADVANCE
(設定/登録)→[環境設定]→[ネットワーク]→[TCP/IP設定]→[IPv4設定]→[DNS設定] →[DNSのホスト名/ドメイン名]
ドメイン名
Smc.co.jp
本体用取得メールアドレス
iRADV@smc.co.jp
(設定/登録)→[ファンクション設定]→[送信]→[Eメール/Iファクス設定]→[通信設定]
SMTPサーバー
SMTPSV.smc.co.jp
POPサーバー
POPSV.smc.co.jp
POPログイン名
Air
POPパスワード
ACC123
お使いのコンピューター
主にプリンタードライバーのインストールなどプリンター関連の設定をします。プリンタードライバーのインストールは、付属のCD-ROMのほかインターネットからも行うことができます。またスキャン文書を送信する共有フォルダーの作成なども行います。
ブラウザー
お使いのコンピューターに付属するブラウザーを起動し、各種項目の設定や本体の再起動、認証システムの切り替えができます。
【リモートUI】
自分の席から[設定/登録]の項目について操作できます。
使用条件
ネットワーク設定がされている。
(設定/登録)→ [環境設定]→[ネットワーク]→[TCP/IP設定]→[HTTPを使用]でHTTPをONにする。
(設定/登録)→ [管理設定]→[ライセンス/その他]→[リモートUIのON/OFF]をONにする。
動作環境

Windows

対応OS
Windows Vista SP2
Windows 7 SP1
Windows 8
Windows 8.1
対応ブラウザー
Microsoft Internet Explorer 8以降

Macintosh

対応OS
Mac OS X 10.7 Lion以降
対応ブラウザー
Safari 5.1以降

【SMS】(Service Management Service)
本体の認証システムの切り替えを行います。
使用条件
ネットワーク設定がされている。
(設定/登録)→ [環境設定]→[ネットワーク]→[TCP/IP設定]→[HTTPを使用]でHTTPをONにする。
本製品にプリインストール済みの鍵ペアとサーバー証明書が、使用鍵として設定されている。
(設定/登録)→[環境設定]→[ネットワーク]→[TCP/IP設定]→[SSL設定]→[鍵と証明書]で「Default Key」(プリインストール済みの鍵ペアとサーバー証明書)を選択し、[使用鍵に設定]を押す。
動作環境
OS
対応ブラウザー
Windows XP Professional SP3
Internet Explorer 7
Internet Explorer 8
Windows Vista SP2
Internet Explorer 7
Internet Explorer 8
Internet Explorer 9
Windows 7 SP1
Internet Explorer 8
Internet Explorer 9
Windows 8
Internet Explorer 10
Windows 8.1
Internet Explorer 11
Mac OS X v10.5
Safari 4.0.5
Safari 5.0.5
Mac OS X v10.6
Safari 4.0.5
Safari 5.0.5
Safari 5.1
Mac OS X Lion
Safari 5.1
Mac OS X Mountain Lion
Safari 6.0
Safari 6.1
Mac OS X Mavericks
Safari 7.0
11JY-3R9