TLS用の鍵と証明書を設定する3LS3-076
リモートUIによるパソコンのウェブブラウザーとの通信をTransport Layer Security(TLS)を使って暗号化できます。TLSはネットワーク上で情報を暗号化して送受信するための仕組みです。リモートUIを使ってIPSec通信(事前共有鍵方式)の設定をしたり、IEEE 802.1X認証(TTLS/PEAP)やSNMPv3の設定をしたりするときはTLSを有効にする必要があります。リモートUIでTLS暗号化通信を行うには、使用する「鍵と証明書」(サーバー証明書)を指定してからTLSを有効にします。使用する鍵と証明書はあらかじめ用意しておいてください(
管理機能 )。
リモートUIを起動し、管理者モードでログインする
リモートUIを起動する ポータルページで、[設定/登録]をクリックする
リモートUIの画面について [ネットワーク設定]
[TLS設定]の順に進む
[鍵と証明書]をクリックする
使用する鍵と証明書の右側にある[使用鍵登録]をクリックする
証明書の内容を確認するには
[鍵の名前]のリンクか証明書のアイコンをクリックすると、証明書の詳細情報確認や検証ができます。
[編集]をクリックする
TLSの詳細設定をする
[使用可能なバージョンの指定] TLSの[上限バージョン]および[下限バージョン]を指定します。
[アルゴリズム設定] TLSで使用する暗号化アルゴリズムにチェックマークを付けます。
[OK]をクリックする
[ライセンス/その他]
[リモートUI設定]の順に進む
[編集]をクリックする
[TLSを使用する]にチェックマークを付け、[OK]をクリックする
操作パネルで設定するとき ホーム画面の<メニュー>からTLS暗号化通信を有効/無効に切り替えることもできます。
<リモートUI設定> TLSを有効にしてリモートUIを起動したとき TLS有効時にリモートUIを起動すると、セキュリティー証明書に関する警告メッセージが表示されることがあります。この場合はアドレス入力欄に入力したURLに間違いがないか確認してから、操作を続行してください。
リモートUIを起動する TLSでEメール/Iファクス送受信を暗号化するには SMTPサーバーやPOP3サーバーがTLSに対応する場合、これらのサーバーとの通信にTLSを適用できます(
Eメール/Iファクスの通信設定をする )。SMTPサーバーやPOP3サーバーについては、プロバイダーやネットワーク管理者にお問い合わせください。
関連項目
Satera MF745Cdw / MF743Cdw / MF741Cdw / MF644Cdw / MF642Cdw
ユーザーズガイド (製品マニュアル)
USRMA-3581-04 2021-11 Copyright CANON INC. 2021