SMBを設定する文書番号: A1A1-01X
本機では、スキャンデータを共有フォルダーに保存する場合などに、通信プロトコルのSMBを使用します。ネットワーク環境によっては、本機のコンピューター名とワークグループ名を設定したり、本機をSMBクライアントとして接続するときの設定をしたりする必要があります。
コンピューター名とワークグループ名を設定するネットワーク上で本機を識別するための名前であるコンピューター名と、本機が所属するワークグループ名を設定します。
この設定は、パソコンからリモートUIを使用して行います。操作パネルを使用して設定することはできません。 管理者権限が必要です。設定の反映には、本機の再起動が必要となります。
リモートUIに管理者モードでログインする
リモートUIを起動する リモートUIのポータル画面で、[設定/登録]をクリックする
リモートUIのポータル画面 [ネットワーク設定]
[コンピューター名/ワークグループ名設定]
[編集]をクリックする
[コンピューター名/ワークグループ名設定の編集]画面が表示されます。
本機のコンピューター名とワークグループ名を入力し、[OK]をクリックする
半角英数字で入力します。
WINSを導入している環境の場合[NetBIOSを使用する]にチェックマークを付けます。
アスタリスク(*)で始まる名前はWINSサーバーに登録できません。
設定が反映されます。
SMBクライアントの設定をするSMBサーバー(共有フォルダーがあるパソコンなど)に接続するときの設定や、使用するSMBバージョンを設定します。
※スキャンデータの送信機能に対応している場合にのみ設定可能です。
対応機能一覧 この設定は、パソコンからリモートUIを使用して行います。操作パネルを使用して設定することはできません。 管理者権限が必要です。
リモートUIに管理者モードでログインする
リモートUIを起動する リモートUIのポータル画面で、[設定/登録]をクリックする
リモートUIのポータル画面 [ネットワーク設定]
[SMBクライアント設定]
[編集]をクリックする
[SMBクライアント設定の編集]画面が表示されます。
SMBサーバーに接続するときの設定をし、[OK]をクリックする
[認証タイプ]
SMBサーバーの認証プロトコルに合わせて、チェックマークを付けます。
[接続にはSMB署名を必要とする]
SMBサーバー接続時に、SMBパケット署名を要求する場合は、チェックマークを付けます。
[接続には暗号化を必要とする]
SMB v3.0暗号化通信に対応したSMBサーバーにのみ接続する場合は、チェックマークを付けます。
[タイムアウト]
SMBサーバーが応答するまでの待ち時間を入力します。
※スキャンデータの保存などが完了する前にタイムアウトになる場合は、待ち時間を長く設定します。
[ネットワーク設定]
[SMBクライアントのバージョン指定]
[編集]をクリックする
[SMBクライアントのバージョン指定の編集]画面が表示されます。
接続するSMBサーバーと同じバージョンにチェックマークを付ける
SMBサーバーに接続するときの設定で、[接続には暗号化を必要とする]にチェックマークを付けた場合は、[3.0]にチェックマークを付けます。
[OK]をクリックする
設定が反映されます。
リモートUIからログアウトする
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