ESC/Pエミュレーションのページフォーマット
<ESC/P設定>の<ページフォーマット>によって、印刷データは次のように変換されます。
ESC/P設定 |
用紙をタテに使う場合をポートレイト、ヨコに使う場合をランドスケープと呼びます。 |
<実寸縦>
ESC/P準拠プリンターにカット紙をタテ置きにセットして使用していたときに選択します。ESC/P準拠プリンターと同じ改行ピッチ、文字間隔で、実寸、ポートレイトで印刷します。
用紙サイズ
A4、B5、A5、はがきサイズが使用できます。
印字文字
初期状態で10ポイントのフォントです。
イメージの印字
プリンターの解像度が異なるため、ESC/P準拠プリンターとは印字結果が若干異なります。
印字領域
印字位置
一文字目の印字位置 | 先頭行(TOF行)の左マージン位置です。 |
右マージン | 用紙サイズに関係なく、初期状態で345.4 mm(13.6インチ)または<ESC/P設定>やコントロールコマンドで設定した右マージン位置になります(印字領域の右端を超えた場合は、はみ出たデータは印刷されません)。 |
ボトム位置 | ESC/P準拠プリンターのカットシートフィーダー「実寸縦」と同じです。ESC/P準拠プリンターのカットシートフィーダーの用紙エンド検出とほぼ同じ位置、または<ESC/P設定>やコントロールコマンドで設定したページ長になります。 |
上余白
上余白を調整した結果は次のようになります。
上余白を増やした結果、印刷データがボトム位置を超える場合は、次ページの1行目の位置から印刷されます。
上余白を減らした場合、印字領域の上端を超えた部分は印刷されません。下端はボトム位置まで印刷されます(ただし、ページ長を設定していない場合)。
用紙位置微調整
用紙位置を調整した結果は次のようになります(実寸サイズで印刷するページフォーマットの場合)。
単票用紙長
<システム>に設定すると、ページフォーマットで決められているページ長に設定します。
<設定方法>を<任意設定>に設定して<任意設定値>を「1」 ~ 「199」に設定すると、1ページに印刷する行数を1~199行の範囲で設定します。
|
行間は1インチあたり6行(6 lpi)です(lpiは、Line Per Inchの略で、1インチあたりの行数を表す単位です)。 設定値が1増えると、ページ長が約4.2 mm(1/6インチ)増えます。 |
ミシン目スキップ
無効です。
<実寸横>
ESC/P準拠プリンターにカット紙をヨコ置きにセットして使用していたときに選択します。ESC/P準拠プリンターと同じ改行ピッチ、文字間隔で、実寸、ランドスケープで印刷します。
用紙サイズ
A4、B5、A5、はがきサイズが使用できます。
印字文字
初期状態で10ポイントのフォントです。
イメージの印字
プリンターの解像度が異なるため、ESC/P準拠プリンターとは印字結果が若干異なります。
印字領域
印字位置
一文字目の印字位置 | 先頭行(TOF行)の左マージン位置です。 |
右マージン | 用紙サイズに関係なく、初期状態で345.4 mm(13.6インチ)または<ESC/P設定>やコントロールコマンドで設定した右マージン位置になります(印字領域の右端を超えた場合は、はみ出たデータは印刷されません)。 |
ボトム位置 | ESC/P準拠プリンターのカットシートフィーダー「実寸縦」と同じです。ESC/P準拠プリンターのカットシートフィーダーの用紙エンド検出とほぼ同じ位置、または<ESC/P設定>やコントロールコマンドで設定したページ長になります。 |
上余白
上余白を調整した結果は次のようになります。
上余白を増やした結果、印刷データがボトム位置を超える場合は、次ページの1行目の位置から印刷されます。
上余白を減らした場合、印字領域の上端を超えた部分は印刷されません。下端はボトム位置まで印刷されます(ただし、ページ長を設定していない場合)。
用紙位置微調整
用紙位置を調整した結果は次のようになります(実寸サイズで印刷するページフォーマットの場合)。
単票用紙長
<システム>に設定すると、ページフォーマットで決められているページ長に設定します。
<設定方法>を<任意設定>に設定して<任意設定値>を「1」 ~ 「199」に設定すると、1ページに印刷する行数を1~199行の範囲で設定します。
|
行間は1インチあたり6行(6 lpi)です(lpiは、Line Per Inchの略で、1インチあたりの行数を表す単位です)。 設定値が1増えると、ページ長が約4.2 mm(1/6インチ)増えます。 |
ミシン目スキップ
無効です。
<10インチ→A4縦>
ESC/P準拠プリンターに10インチ×11インチの連続用紙をセットして使用していたときに選択します。A4サイズに縮小し、用紙のほぼ中央(ワイド領域モードでは印字領域ほぼいっぱい)にポートレイトで印刷します。
用紙サイズ
A4サイズが使用できます。(A4より小さい用紙へのプリントは保証しません)
印字文字
初期状態で10ポイントのフォントを、文字間をつめて印字します。
イメージの印字
プリンターの解像度の違いや縮小印刷のため、ESC/P準拠プリンターの印字結果とは見た目が異なります。
印字領域
印字位置
一文字目の印字位置 | 標準領域モード 先頭行(TOF行)の左マージン位置です。 |
右マージン | 標準領域モード 用紙サイズに関係なく、初期状態で345.4 mm(13.6インチ)です(印字領域の右端を超えた場合は、はみ出たデータは印刷されません)。 ワイド領域モード 印字領域は印字領域とほぼ同じです。 |
ボトム位置 | 標準領域モード 初期状態の印字開始位置から279.4 mm(11インチ)(実際の用紙上では271.8 mm(10.7インチ))下、または<ESC/P設定>やコントロールコマンドで設定したページ長になります。 ワイド領域モード 印字領域の下端とほぼ同じ位置になります。 |
上余白
上余白を調整した結果は次のようになります。
上余白を増やした場合、印刷データがボトム位置を超えると、ボトム位置からページ長(初期状態の1行目からボトム位置までの範囲)までのあふれたデータは印刷されません。
上余白を減らした場合、印字領域の上端を超えた部分のデータは印刷されません。このとき、下端はページ長までのデータを印刷します。
用紙位置微調整
標準領域モードでの印字動作
用紙位置を調整した結果は次のようになります(縮小印刷するページフォーマットの場合)。
ワイド領域モードでの印字動作
用紙位置を調整した結果は次のようになります。
連続用紙長
<システム>に設定すると、ページフォーマットで決められているページ長に設定します。
<設定方法>を<任意設定>に設定して<任意設定値>を「1」 ~ 「199」に設定すると、1ページに印刷する行数を1~199行の範囲で設定します。
|
行間は1インチあたり6行(6 lpi)です(lpiは、Line Per Inchの略で、1インチあたりの行数を表す単位です)。 設定値が1増えると、ページ長が約4.2 mm(1/6インチ)増えます。 操作パネルまたはコントロールコマンドによってミシン目スキップ行数が設定されている場合、実際の改ページ位置は、設定したページ長の位置より上になります。 |
ミシン目スキップ
有効です。
<15インチ→A4横>
ESC/P準拠プリンターに15インチ×11インチの連続用紙をセットして使用していたときに選択します。A4サイズに縮小し、用紙のほぼ中央(ワイド領域モードでは印字領域ほぼいっぱい)にランドスケープで印刷します。
用紙サイズ
A4サイズが使用できます。(A4より小さい用紙へのプリントは保証しません)
印字文字
初期状態で8ポイントのフォントを、行間をつめて印字します。
イメージの印字
プリンターの解像度の違いや縮小印刷のため、ESC/P準拠プリンターの印字結果とは見た目が異なります。
印字領域
印字位置
一文字目の印字位置 | 標準領域モード 先頭行(TOF行)の左マージン位置です。 |
右マージン | 標準領域モード 用紙サイズに関係なく、初期状態で345.4 mm(13.6インチ)です(印字領域の右端を超えた場合は、はみ出たデータは印刷されません)。 ワイド領域モード 印字領域は印字領域とほぼ同じです。 |
ボトム位置 | 標準領域モード 初期状態の印字開始位置から279.4 mm(11インチ)(実際の用紙上では210.8 mm(8.3インチ))下、または<ESC/P設定>やコントロールコマンドで設定したページ長になります。 ワイド領域モード 印字領域の下端とほぼ同じ位置になります。 |
上余白
上余白を調整した結果は次のようになります。
上余白を増やした場合、印刷データがボトム位置を超えると、ボトム位置からページ長(初期状態の1 行目からボトム位置までの範囲)までのあふれたデータは印刷されません。
上余白を減らした場合、印字領域の上端を超えた部分のデータは印刷されません。このとき、下端はページ長までのデータを印刷します。
用紙位置微調整
標準領域モードでの印字動作
用紙位置を調整した結果は次のようになります(縮小印刷するページフォーマットの場合)。
ワイド領域モードでの印字動作
用紙位置を調整した結果は次のようになります。
連続用紙長
<システム>に設定すると、ページフォーマットで決められているページ長に設定します。
<設定方法>を<任意設定>に設定して<任意設定値>を「1」 ~ 「199」に設定すると、1ページに印刷する行数を1~199行の範囲で設定します。
|
行間は1インチあたり6行(6 lpi)です(lpiは、Line Per Inchの略で、1インチあたりの行数を表す単位です)。 設定値が1増えると、ページ長が約4.2 mm(1/6インチ)増えます。 操作パネルまたはコントロールコマンドによってミシン目スキップ行数が設定されている場合、実際の改ページ位置は、設定したページ長の位置より上になります。 |
ミシン目スキップ
有効です。
<B4→A4縦>
ESC/P準拠プリンターにB4サイズのカット紙をタテ置きにセットして使用していたときに選択します。A4サイズに縮小し用紙のほぼ中央(ワイド領域では印字領域ほぼいっぱい)に、ポートレイトで印刷します。
用紙サイズ
A4サイズが使用できます。(A4より小さい用紙へのプリントは保証しません)
印字文字
初期状態で8ポイントのフォントを、若干縮小して印字します。
イメージの印字
プリンターの解像度の違いや縮小印刷のため、ESC/P準拠プリンターの印字結果とは見た目が異なります。
印字領域
印字位置
一文字目の印字位置 | 標準領域モード 先頭行(TOF行)の左マージン位置です。 |
右マージン | 標準領域モード 用紙サイズに関係なく、初期状態で345.4 mm(13.6インチ)です(印字領域の右端を超えた場合は、はみ出たデータは印刷されません)。 ワイド領域モード 印字領域は印字領域とほぼ同じです。 |
ボトム位置 | 標準領域モード ESC/P準拠プリンターのカットシートフィーダーの用紙エンド検出とほぼ同じ位置、または<ESC/P設定>やコントロールコマンドで設定したページ長になります。 ワイド領域モード 印字領域の下端とほぼ同じ位置になります。 |
上余白
上余白を調整した結果は次のようになります。
上余白を増やした結果、印刷データがボトム位置を超える場合は、次ページの1行目の位置から印刷されます。
上余白を減らした場合、印字領域の上端を超えた部分は印刷されません。下端はボトム位置まで印刷されます(ただし、ページ長を設定していない場合)。
用紙位置微調整
標準領域モードでの印字動作
用紙位置を調整した結果は次のようになります(縮小印刷するページフォーマットの場合)。
ワイド領域モードでの印字動作
用紙位置を調整した結果は次のようになります。
単票用紙長
<システム>に設定すると、ページフォーマットで決められているページ長に設定します。
<設定方法>を<任意設定>に設定して<任意設定値>を「1」 ~ 「199」に設定すると、1ページに印刷する行数を1~199行の範囲で設定します。
|
行間は1インチあたり6行(6 lpi)です(lpiは、Line Per Inchの略で、1インチあたりの行数を表す単位です)。 設定値が1増えると、ページ長が約4.2 mm(1/6インチ)増えます。 操作パネルまたはコントロールコマンドによってミシン目スキップ行数が設定されている場合、実際の改ページ位置は、設定したページ長の位置より上になります。 |
ミシン目スキップ
ワイドモードで有効です。
<B4→A4横>
ESC/P準拠プリンターにB4サイズのカット紙をヨコ置きにセットして使用していたときに選択します。A4サイズに縮小し、用紙のほぼ中央(ワイド領域モードでは印字領域ほぼいっぱい)に、ランドスケープで印刷します。
用紙サイズ
A4サイズが使用できます。(A4より小さい用紙へのプリントは保証しません)
印字文字
初期状態で8ポイントのフォントを、若干縮小して印字します。
イメージの印字
プリンターの解像度の違いや縮小印刷のため、ESC/P準拠プリンターの印字結果とは見た目が異なります。
印字領域
印字位置
一文字目の印字位置 | 標準領域モード 先頭行(TOF行)の左マージン位置です。 |
右マージン | 標準領域モード 用紙サイズに関係なく、初期状態で345.4 mm(13.6インチ)です(印字領域の右端を超えた場合は、はみ出たデータは印刷されません)。 ワイド領域モード 印字領域は印字領域とほぼ同じです。 |
ボトム位置 | 標準領域モード ESC/P準拠プリンターのカットシートフィーダーの用紙エンド検出とほぼ同じ位置、または<ESC/P設定>やコントロールコマンドで設定したページ長になります。 ワイド領域モード 印字領域の下端とほぼ同じ位置になります。 |
上余白
上余白を調整した結果は次のようになります。
上余白を増やした結果、印刷データがボトム位置を超える場合は、次ページの1行目の位置から印刷されます。
上余白を減らした場合、印字領域の上端を超えた部分は印刷されません。下端はボトム位置まで印刷されます(ただし、ページ長を設定していない場合)。
用紙位置微調整
標準領域モードでの印字動作
用紙位置を調整した結果は次のようになります(縮小印刷するページフォーマットの場合)。
ワイド領域モードでの印字動作
用紙位置を調整した結果は次のようになります。
単票用紙長
<システム>に設定すると、ページフォーマットで決められているページ長に設定します。
<設定方法>を<任意設定>に設定して<任意設定値>を「1」 ~ 「199」に設定すると、1ページに印刷する行数を1~199行の範囲で設定します。
|
行間は1インチあたり6行(6 lpi)です(lpiは、Line Per Inchの略で、1インチあたりの行数を表す単位です)。 設定値が1増えると、ページ長が約4.2 mm(1/6インチ)増えます。 操作パネルまたはコントロールコマンドによってミシン目スキップ行数が設定されている場合、実際の改ページ位置は、設定したページ長の位置より上になります。 |
ミシン目スキップ
ワイドモードで有効です。
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連続用紙のサイズについて10インチ×11インチの連続用紙の1ページあたりのサイズは、254.0 mm × 279.4 mmです。 15インチ×11インチの連続用紙の1ページあたりのサイズは、381.0 mm × 279.4 mmです。 |
ページフォーマットと印字範囲
用紙のサイズが小さい場合、<ESC/P設定>の<領域>を<ワイド>に設定しても、印字領域拡大の効果があまり上がらないことがあります。
ESC/P設定 |
表中の文字数/行数は、<上余白>、<用紙位置微調整>、<右マージン既定値>がお買い上げ時の設定の場合です。 |
標準領域モード
(桁数10 cpi、行数6 lpi)
ページフォーマット | 印字範囲 | A4 | B5 | A5 | はがき |
実寸縦 | 文字数 | 78 | 67 | 54 | 35 |
行数 | 63 | 54 | 42 | 28 |
実寸横 | 文字数 | 112 | 97 | 78 | 54 |
行数 | 42 | 36 | 28 | 16 |
10インチ→A4縦 | 文字数 | 80 | × | × | × |
行数 | 66 | × | × | × |
15インチ→A4横 | 文字数 | 136 | × | × | × |
行数 | 66 | × | × | × |
B4→A4縦 | 文字数 | 97 | × | × | × |
行数 | 82 | × | × | × |
B4→A4横 | 文字数 | 136 | × | × | × |
行数 | 52 | × | × | × |
×:印字不可能または印字データが欠落する場合があります。 |
ワイド領域モード
(桁数10 cpi、行数6 lpi)
ページフォーマット | 印字範囲 | A4 | B5 | A5 | はがき |
実寸縦 | 文字数 | | | | |
行数 | | | | |
実寸横 | 文字数 | | | | |
行数 | | | | |
10インチ→A4縦 | 文字数 | 80 | × | × | × |
行数 | 68 | × | × | × |
15インチ→A4横 | 文字数 | 150 | × | × | × |
行数 | 68 | × | × | × |
B4→A4縦 | 文字数 | 104 | × | × | × |
行数 | 88 | × | × | × |
B4→A4横 | 文字数 | 150 | × | × | × |
行数 | 61 | × | × | × |
×:印字不可能または印字データが欠落する場合があります。 |