ESC/P設定4L33-055
ESC/Pエミュレーションモードに関する設定項目を一覧で説明します。太字はお買い上げ時の設定です。
拡張ESC/Pについて オプションのコントロールROMを装着すると、<ESC/P設定>に設定項目が追加されます。追加される項目については、オンラインマニュアルサイトで各動作モードのマニュアルを参照してください。
項目にアスタリスク(*)が付いているとき お使いの機種やオプション、他の設定項目によっては表示されません。
ページレイアウト用紙サイズや印字領域などを設定します。
ページフォーマット ESC/P準拠プリンター用の用紙サイズで作成されたデータを、本機用の用紙サイズに変換します。
実寸縦
実寸横
10インチ→A4縦
15インチ→A4横
15インチ→B4横
B4→A4縦
B4→A4横
<実寸縦>元のサイズのまま、用紙をタテに使って印刷します。
<実寸横>元のサイズのまま、用紙をヨコに使って印刷します。
<10インチ→A4縦>10 インチ× 11 インチの連続用紙用に作成したデータをA4に縮小して印刷します。
<15インチ→A4横>15 インチ× 11 インチの連続用紙用に作成したデータをA4に縮小して印刷します。
<15インチ→B4横>本機ではB4の印刷ができません。この項目は選択しないようにしてください。
<B4→A4縦>B4サイズ用のデータをA4に縮小し、用紙をタテに使って印刷します。
<B4→A4横>B4サイズ用のデータをA4に縮小し、用紙をヨコに使って印刷します。
<10インチ→A4縦>、<15インチ→A4横>、<B4→A4縦>、<B4→A4横>では、用紙の余白を有効に使って印刷できるワイド領域モードが使えます。
上余白 それぞれのページフォーマットで設定されている 1 行目(TOF)の上端を基準に、印字開始位置を上下方向にずらします。
設定値の入力印字開始位置を用紙の上から下方向へずらすときは「+」に設定します。反対の方向へずらすときは「-」に設定してください。設定値が 1 増えるごとに印字開始位置が約 0.35 mm(1/72 インチ)移動します。
用紙位置微調整 用紙の左マージンを基準として、ページフォーマットで設定されている印字開始位置を左右方向にずらします。
設定値の入力印字開始位置を用紙の右から左方向へずらすときは「+」に設定します。反対の方向へずらすときは「-」に設定してください。設定値が 1 増えるごとに印字開始位置が約 0.35 mm(1/72 インチ)移動します。
領域 印字領域を設定します。
<標準>ページフォーマットの設定に従ったレイアウトで印刷します。
<ワイド>印刷範囲いっぱいに印刷します。<実寸縦>/<実寸横>以外のページフォーマットで有効です。
右マージン既定値 ページフォーマットが<実寸縦>または<実寸横>のときの右マージンの位置を設定します。
<136桁>136 桁目の位置を右マージンとします。
<右端>印刷範囲の右端を右マージンとします。
用紙サイズ ページフォーマットが<実寸縦>または<実寸横>のときの印刷する用紙サイズを設定します。ほかのページフォーマットのときは<A4>に設定してください。
フォントフォントに関する設定をします。
漢字書体 漢字などの全角文字の書体を設定します。
<明朝>全角文字の書体を明朝体に設定します。
<ゴシック>全角文字の書体をゴシック体に設定します。
<丸ゴシック>全角文字の書体を丸ゴシック体に設定します。
<フォントID>全角文字を<フォントID>で指定している書体に設定します。
フォントID * <漢字書体>を<フォントID>に設定した場合に、書体のID番号を指定します。
本機に内蔵の標準フォントのID番号は、明朝体が「2」で、ゴシック体が「4」です。オプションフォント用のID番号については、使用するオプションフォントの取扱説明書を参照してください。
使用できないID番号を指定したときは、明朝体になります。
漢字サイズ 漢字などの全角文字のサイズを設定します。<システム>に設定すると、ページフォーマットの設定によって決められている文字サイズになります。
文字コード 印刷データの 1 バイトコードの文字に対して、カタカナまたは拡張グラフィックスのどちらの文字セットを使用するかを設定します。
<カタカナ>データに 1 バイトコードの文字があったとき、カタカナの 1 バイトコード表に対応した文字で印刷します。
<グラフィックス>データに 1 バイトコードの文字があったとき、拡張グラフィックスの 1 バイトコード表に対応した文字で印刷します。
この項目は、ESC/P準拠プリンターのDIPスイッチの文字コード設定機能に対応しています。
カタカナと拡張グラフィックスの文字セットを表した 1 バイトコード表は、オンラインマニュアルサイトで各動作モードのマニュアルを参照してください。
国別文字 1 バイトコード表に割り当てられている国別文字対応の部分に、各国の文字セットを指定します。
日本
ノルウェー
デンマーク2
スペイン2
ラテンアメリカ
USA
フランス
ドイツ
UK
デンマーク
スウェーデン
イタリア
スペイン
国別文字の割り当てを示した 1 バイトコード表は、オンラインマニュアルサイトで各動作モードのマニュアルを参照してください。
印字機能イメージデータの補正と文字幅について設定します。
イメージの補正 本機とESC/P準拠プリンターの解像度が異なるため、矩形罫線や網かけなどのイメージデータは拡大して印刷されます。このとき、イメージデータを補正するかどうかを設定します。
イメージデータの補正は、次の現象の改善に有効です。ただし、症状が改善されない場合もあります。
罫線が離れる
網かけ上にすじ(白い部分)が入る
網かけに線が入る
縮小文字 1 バイトコードの文字の横幅を1/2程度に縮小して印刷するかどうかを設定します。
この項目は、ESC/P準拠プリンターのDIPスイッチの縮小印刷機能に対応しています。
印字動作印字位置の制御について設定します。
改行機能 自動的に改行するかどうかを設定します。
<LFコマンドを待つ>パソコンから改行コード(LF)が送られるまで改行しません。復帰コード(CR)を受信したときは復帰のみ行い、印字位置をその行の一文字目に移動します。
<改行>印字位置が右マージンまたは印刷範囲の右端を超えようとしたとき、改行コード(LF)を受信しなくても、自動的に次の行の一文字目に移動します。
この項目は、ESC/P準拠プリンターのDIPスイッチの自動改行機能に対応しています。
VFC連続用紙やカット紙のページ長に関する設定をします。
連続用紙長 ページフォーマットが<10 インチ→A4縦>または<15 インチ→A4横>のときの、連続用紙のページ長を設定します。
設定方法 ページ長をページフォーマットで決められている行数にするか、任意の行数にするかを設定します。
<システム>ページ長をページフォーマットや印字領域の設定によって決められている行数に設定します。
ページフォーマットと印字範囲 <任意設定>ページ長を<任意設定値>で指定している行数に設定します。
任意設定値 * <設定方法>で<任意設定>を選んだ場合に、ページ長の行数を設定します。
単票用紙長 ページフォーマットが<実寸縦>、<実寸横>、<B4→A4縦>、または<B4→A4横>のときの、カット紙のページ長を設定します。
設定方法 ページ長をページフォーマットで決められている行数にするか、任意の行数にするかを設定します。
<システム>ページ長をページフォーマットや用紙サイズ、印字領域の設定によって決められている行数に設定します。
ページフォーマットと印字範囲 <任意設定>ページ長を<任意設定値>で指定している行数に設定します。
任意設定値 * <設定方法>で<任意設定>を選んだ場合に、ページ長の行数を設定します。
ミシン目スキップ ページ長で設定されている行数のうち、下端から印刷しない(ミシン目をスキップする)行数を設定します。
ミシン目スキップ ミシン目スキップを行うかどうかを設定します。
スキップ量 * <ミシン目スキップ>を<ON>に設定した場合に、印刷しない行数を設定します。
その他印刷に使用する外字の登録方法を設定します。
登録レベル コントロールコマンドで登録した文字(外字)を、印刷ごとに削除するのか、電源を切るまで保存するのかを設定します。
<一時>印刷している間だけ外字を保存し、印刷が終了すると削除します。
<永久>本機の電源を切るまで外字を保存します。登録する文字データと通常の印刷データとを別々に送信するような場合は、<永久>に設定してください。
<永久>に設定した場合に登録内容を削除したいときは、ハードリセット(
ハードリセットする )してください。
Satera LBP322i / LBP321
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