AirPrintを使用するための準備文書番号: 8RRC-077
AirPrintを使用するために必要な基本情報を設定します。利用状況/使用環境に応じて、使用する機能やセキュリティーに関する設定も行います。
AirPrintの基本情報を設定するこの設定は、パソコンからリモートUIを使用して行います。操作パネルを使用して設定することはできません。 管理者権限が必要です。
リモートUIに管理者モードでログインする
リモートUIを起動する リモートUIのポータル画面で、[設定/登録]をクリックする
リモートUIのポータル画面 [ネットワーク設定]
[AirPrint設定]
[編集]をクリックする
[AirPrint設定の編集]画面が表示されます。
[AirPrintを使用する]にチェックマークを付け、プリンター名を入力する
プリンター名には、本機を識別するための名前を半角英数字で入力します。
IPv4のmDNSが設定されている場合は、mDNS名と同じ名前がプリンター名に入力されています。プリンター名を変更すると、mDNS名も連動して変更されます。
※一度設定したプリンター名やmDNS名を変更すると、それまで本機に接続できていたMacが、本機に接続できなくなることがあります。その場合は、Macで本機を登録しなおす必要があります。
必要に応じて、本機の設置場所や緯度/経度を入力する
[設定/登録]
[デバイス管理]
[デバイス情報設定]で設置場所が設定されている場合は、同じ文字列が設置場所に入力されています。AirPrint設定の設置場所を変更すると、デバイス情報設定の設置場所も連動して変更されます。
[OK]をクリックする
設定が反映されます。
リモートUIからログアウトする
AirPrint機能を有効にすると、以下のネットワーク設定も連動して有効になります。
AirPrintで使用する機能やセキュリティーを設定するAirPrintでは以下のプロトコルを使用します。
IPP(プリント/ファクス送信)
Network Link Scan(スキャン)
使用するプロトコルが機能によって異なるため、プロトコルを無効にすることで使用できる機能を制限できます。また、各プロトコル使用時の通信をTLSで暗号化するように設定したり、IPP認証を設定したりすることもできます。
この設定は、パソコンからリモートUIを使用して行います。操作パネルを使用して設定することはできません。 管理者権限が必要です。
必要な準備
通信をTLSで暗号化する場合は、TLS暗号化通信で使用する鍵と証明書を指定します。
TLSを使用する
リモートUIに管理者モードでログインする
リモートUIを起動する リモートUIのポータル画面で、[設定/登録]をクリックする
リモートUIのポータル画面 [ネットワーク設定]
[IPP印刷設定]または[Network Link Scan設定]
[編集]をクリックする
[IPP印刷設定の編集]画面または[Network Link Scan設定の編集]画面が表示されます。
IPP/Network Link Scanの設定をする
使用する機能を制限する場合[IPP印刷を使用する]/[Network Link Scanを使用する]のチェックマークを外します。
[IPP印刷を使用する]のチェックマークを外すと、AirPrintでプリント/ファクス送信ができなくなります。
[Network Link Scanを使用する]のチェックマークを外すと、AirPrintでスキャンができなくなります。
通信をTLSで暗号化する場合[TLS使用時のみ許可する]/[TLSを使用する]にチェックマークを付けます。
IPP認証を設定する場合[認証を使用する]にチェックマークを付け、IPP認証のユーザー名を半角英数字で設定します。 パスワードを設定する場合は、[パスワードを設定/変更する]にチェックマークを付け、[パスワード]と[確認入力]の両方に同じ半角英数字を入力します。 AirPrintでプリント/ファクス送信するときに認証が必要となり、IPP認証のユーザー名とパスワードを知っているユーザーだけがこれらの機能を使用できるようになります。
[OK]をクリックする
設定が反映されます。
リモートUIからログアウトする
Satera MF269dw II / MF266dn II / MF265dw II
ユーザーズガイド (製品マニュアル)
USRMA-7577-01 2023-06 Copyright CANON INC. 2023