プリントサーバーを利用するための準備文書番号: 8RRC-04E
ネットワーク上にプリントサーバーを用意しておくと、プリント時に各パソコンで行う処理が早く終わるようになるため、各パソコンの負荷を軽減できます。 また、Windowsの場合は、プリントサーバーを介してプリンタードライバーをインストールできるようになるため、各パソコンでプリンタードライバーをダウンロードしたりCD/DVD-ROMを用意したりする手間も省けます。
プリントサーバーを用意するには、プリントサーバーが本機でプリントできるようにしたあと、プリンターの共有設定を行います。 ドメイン環境でプリントサーバーを利用する場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
プリントサーバーが本機でプリントできるようにする プリンターの共有設定をするプリントサーバーにするパソコンで、プリンターの共有設定をして、ネットワーク上の他のパソコンがプリントサーバーを利用できるようにします。
Windowsの場合プリントサーバーにするパソコンの管理者権限が必要です。
必要な準備
プリントサーバーにするパソコンのOSと、プリントサーバーを利用するパソコンのOSのプロセッサバージョン(32 ビット/64 ビット)を確認します。
パソコンのシステム情報を確認する
プリントサーバーにするパソコンに、管理者のアカウントでログオンする
[
](スタート)
[
](設定)
[デバイス]
[プリンターとスキャナー]をクリックする
[プリンターとスキャナー]画面が表示されます。
本機のプリンタードライバー
[管理]
[プリンターのプロパティ]をクリックする
プリンタードライバーのプロパティ画面が表示されます。
[共有]タブで、[このプリンターを共有する]にチェックマークを付け、共有名を入力する
必要に応じて、追加ドライバーをインストールする
プリントサーバーのOSと異なるプロセッサバージョンのパソコンがプリントサーバーを利用する場合は、追加ドライバーをインストールします。
1
[追加ドライバー]をクリックする
[追加ドライバー]画面が表示されます。
2
追加するドライバーにチェックマークを付け、[OK]をクリックする
プリントサーバーのOSが 32 ビット版の場合は、[x64](64 ビット版用ドライバー)にチェックマークを付けます。
プリントサーバーのOSが 64 ビット版の場合は、[x86](32 ビット版用ドライバー)にチェックマークを付けます。
3
[参照]をクリックし、ドライバーが収録されているフォルダーを指定して、[OK]をクリックする
ダウンロードしたドライバーのフォルダーを指定する場合
プリントサーバーのOSが 32 ビット版の場合は、解凍したドライバーのフォルダーの[x64]
[Driver]フォルダーを指定します。
プリントサーバーのOSが 64 ビット版の場合は、解凍したドライバーのフォルダーの[32BIT]
[Driver]フォルダーを指定します。
付属のCD/DVD-ROMのフォルダーを指定する場合
プリントサーバーのOSが 32 ビット版の場合は、CD/DVD-ROM内の[intdrv]
[CARPS2]
[x64]
[Driver]フォルダーを指定します。
プリントサーバーのOSが 64 ビット版の場合は、CD/DVD-ROM内の[intdrv]
[CARPS2]
[32BIT]
[Driver]フォルダーを指定します。
4
画面の指示に従って追加ドライバーをインストールする
[OK]をクリックする
設定が反映されます。
macOSの場合[共有]画面が表示されます。
[プリンタ共有]にチェックマークを付ける
[プリンタ]で、本機にチェックマークを付ける
必要に応じて、プリントサーバーを利用できるユーザーを制限する
初期設定では、すべてのユーザーがプリントサーバーを利用できるようになっています。 特定のユーザーのみがプリントサーバーを利用できるようにする場合は、[ユーザ]の下にある[+]をクリックし、利用できるユーザーを選択します。
[共有]画面を閉じる
設定が反映されます。
Satera MF269dw II / MF266dn II / MF265dw II
ユーザーズガイド (製品マニュアル)
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