メールサーバーの詳細情報を設定する - リモートUI文書番号: 8RRC-05C
パソコンからリモートUIを使用して、スキャンデータのメール送信に使用するメールサーバーの情報を設定します。送信前のPOP認証やSMTP認証、暗号化通信も設定できます。
管理者権限が必要です。設定の反映には、本機の再起動が必要となります。
メールサーバーのポート番号が、SMTP「25」、POP3「110」以外の場合は、ポート番号の設定を変更する必要があります。
ポート番号を変更する 必要な準備
設定作業を行うパソコンと本機をネットワーク接続します。
以下の情報を手元に用意します。
本機のメールアドレス
メールサーバーの設定情報(SMTP/POP3サーバー名、認証の有無、認証に使用するユーザー名やパスワード、暗号化通信の情報など) ※設定情報については、プロバイダーまたはネットワーク管理者にお問い合わせください。使用環境によっては、パソコンのメールソフトに設定されている情報を参考にすることもできます。
リモートUIに管理者モードでログインする
リモートUIを起動する リモートUIのポータル画面で、[設定/登録]をクリックする
リモートUIのポータル画面 [送信設定]
[Eメール設定]
[編集]をクリックする
[Eメール設定の編集]画面が表示されます。
メールサーバーの基本情報を入力する
[SMTPサーバー]
メールの送信に使用するSMTPサーバー名(ホスト名またはIPアドレス)を半角英数字で入力します。
入力例: ホスト名の場合 smtp.example.com
[Eメールアドレス]
本機のメールアドレスを半角英数字で入力します。
[POPサーバー]
送信前のPOP認証(POP before SMTP)を使用する場合は、POP3サーバー名(ホスト名またはIPアドレス)を半角英数字で入力します。
入力例: ホスト名の場合 pop.example.com
[ユーザー名]
POP3サーバーの認証で使用するユーザー名を半角英数字で入力します。
[パスワードを設定/変更する]
POP3サーバーの認証で使用するパスワードを設定する場合は、チェックマークを付け、パスワードを半角英数字で入力します。
使用環境に合わせて、メール送信時の認証や暗号化の設定をする
送信前のPOP認証(POP before SMTP)を使用する場合[送信前のPOP認証する]にチェックマークを付けます。 認証時にパスワードを暗号化するAPOP認証を使用する場合は、[APOP認証する]にもチェックマークを付けます。
SMTP認証を使用する場合[SMTP認証(SMTP AUTH)する]にチェックマークを付け、SMTP認証で使用するユーザー名を半角英数字で入力します。 SMTP認証で使用するパスワードを設定する場合は、[パスワードを設定/変更する]にチェックマークを付け、パスワードを半角英数字で入力します。
メールサーバーとの通信を暗号化する場合[SMTP送信でTLSを使用する]や[POPでTLSを使用する]にチェックマークを付けます。 必要に応じて、TLS暗号化通信時に証明書を検証するかどうかや、検証項目にCN(Common Name)を追加するかどうかを設定します。
[OK]をクリックする
[SMTP接続確認]や[POP接続確認]をクリックすると、設定した内容でSMTP/POP3サーバーと通信できるか確認できます。
設定が反映されます。
Satera MF269dw II / MF266dn II / MF265dw II
ユーザーズガイド (製品マニュアル)
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