ペングループ

ペングループでは、グラフィックス・プロッターの8種類のペンに対応する線の太さ(ペンの太さ)と色に関する設定を行います。
太字で示されている設定値は、工場出荷時の値です。

太さ単位


dot、mm

グラフィックス・プロッターの8種類のペンに対応する線の太さを設定する場合に使用する単位を選びます。
[dot]
線の太さを1 dot単位(300 dpiのとき)で設定できます。
[mm]
線の太さを0.1 mm単位で設定できます。

カラー指定


番号、RGB

グラフィックス・プロッターの8種類のペンに対応する色(カラー)の指定方法を設定します。
[番号]
あらかじめ設定されている色サンプルの番号で指定します。
[GB]
RGB(赤、緑、青)の値を任意に指定して色を決定します。
この設定項目は、カラー機能を持つ複合機/プリンターを使用している場合のみメニューに表示されます。

太さ


太さ(dot)
0~1~15 dot
太さ(mm)
0.0~0.1~5.0 mm

グラフィックス・プロッターの8種類のペンに対応する線の太さを設定します。
工場出荷時の設定では、線の太さの単位がmm単位になっています。
「太さ(dot)」はメニューの太さ単位で「dot」を選択している場合、「太さ(mm)」は「mm」を選択している場合にのみ有効になります。
0.0mmを設定すると解像度に関係なく0.1mmの太さになります。0dotを設定すると解像度に関係なく1dotの太さになります。
dot単位で指定する場合、300 dpiのときのdot数で設定します。600 dpiのときは、指定したdot数の2倍のdot数になります。0.1ミリ単位で設定した場合は、解像度に関係なく印刷時の線の太さが設定した太さになります。
拡大/縮小モードで印刷した場合も、それぞれのペンの線の太さはここで指定した太さになります。
図面を拡大した場合、ベタ塗りを行うときは、輪郭線より太い線を使用しないと塗りつぶせない部分(白く抜けた部分)ができることがあります。また、図面を縮小した場合、1 dot幅の線で間隔をつめて塗りつぶしを行うと、縮小率の関係で塗りつぶしの領域に白い線が出ることがあります。

グレータイプ


0~8

グラフィックス・プロッターの8種類のペンの色に対応するグレーの濃淡を設定します。キヤノン複合機/プリンターではカラー描画の代わりに、9種類のグレーパターンによる濃淡で色の違いを表現します。
この設定項目は以下のいずれかの場合、設定が有効になります。
モノクロ複合機/プリンターを使用している
共通メニューの「カラーモード」を[白黒]に設定している
共通メニューの「カラーモード」を[自動(カラー/白黒)]かつカラーモード自動時を[白黒]に設定している
それぞれの番号に対応するグレーパターンは、HP-GLサンプルプリントを参照してください。

色番号


1~100

グラフィックス・プロッターの8種類のペンに対応する色(カラー)を色番号で設定します。
サンプルプリントAで印刷される1から100番の色サンプルからそれぞれのペンの色を選択します。初期状態は1(黒)となります。
この設定項目は、共通メニューの「カラーモード」を[自動(カラー/白黒)]に設定し、かつカラー指定を[番号]に設定している場合のみ、設定が有効になります。

赤/緑/青


0~255

グラフィックス・プロッターの8種類のペンに対応する色(カラー)をRGB値で設定します。
赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)のそれぞれの濃淡を0から255の範囲で指定し、独自の色を設定します。初期状態は赤、緑、青ともに0となります。
この設定項目は、共通メニューの「カラーモード」を[自動(カラー/白黒)]に設定し、かつカラー指定を[RGB]に設定している場合のみ、設定が有効になります。
842H-030