オートレイアウトグループ

入力されたデータから原稿サイズを判断し、用紙サイズに合わせて出力するための設定を行います。作図データを拡大/縮小し、中央に配置するように調整します。
オートレイアウトを有効にした場合、用紙グループ、レイアウトグループ、およびプロッターグループの設定は無効になります。
太字で示されている設定値は、工場出荷時の値です。

オートレイアウト


する、しない

オートレイアウトを設定します。
[する]
オートレイアウトを設定します。
[しない]
オートレイアウトを設定しません。

原稿サイズ識別方法


自動識別、コマンド(PS優先)、コマンド(IW優先)、コマンド(IP優先)、作図データ

原稿サイズを指定するパラメータであるPSコマンド、IWコマンド、IPコマンドを自動で識別したり、特定のコマンドを優先するように設定します。
[自動識別]
PSコマンド、IWコマンド、IPコマンドを自動で識別します。コマンドが複数あった場合、優先順位は、PS、IW、IPとなります。どのコマンドも識別できなかった場合は、[作図データ]と同じ動作になります。
[コマンド(PS優先)]
PSコマンドを優先します。PSコマンドが存在しない場合、[作図データ]と同じ動作になります。
[コマンド(IW優先)]
IWコマンドを優先します。IWコマンドが存在しない場合、[作図データ]と同じ動作になります。
[コマンド(IP優先)]
IPコマンドを優先します。IPコマンドが存在しない場合、[作図データ]と同じ動作になります。
[作図データ]
作図データの最大と最小位置座標で囲まれるエリアを有効座標エリアとします。

原稿サイズ


定型サイズを使用、作図領域を使用

作図領域が定型の用紙サイズに収まる範囲として原稿サイズを設定するか、作図領域のサイズをそのまま原稿サイズとするかを設定します。
定型サイズを使用
有効座標エリアの長辺・短辺が収まる最小の用紙サイズがA0~A5の中から選択されます。A0より大きい場合はA0になります。
作図領域を使用]
有効座標エリアの長辺・短辺それぞれから「原稿サイズ微調整」で設定した値の2倍した値を引いたサイズを原稿サイズとします。

出力用紙サイズ


自動(Aサイズ)、自動(A/Bサイズ)、A3、A4、A5、B4、B5

出力する用紙サイズを指定します。
[自動(Aサイズ)]
自動でA系の用紙を選択します。
A3、A4、A5が、用紙サイズの候補となります。原稿サイズがA3、A4、A5のいずれかの場合は、該当の用紙が選択されます。原稿サイズがA3より大きい場合は、A3サイズの用紙が選択されます。
[自動(A/Bサイズ)]
自動でA系またはB系の用紙を選択します。
A3、B4、A4、B5、A5が、用紙サイズの候補となります。原稿サイズがA3、B4、A4、B5、A5のいずれかの場合は、該当の用紙が選択されます。原稿サイズがA3より大きい場合は、A3サイズの用紙が選択されます。
[A3]、[A4]、[A5]、[B4]、[B5]
各定型サイズの用紙を指定します。

原稿サイズ微調整


0 mm~99 mm

有効座標エリアが、出力したい用紙サイズよりもわずかに大きい場合に、一回り大きなサイズ(A4がA3など)が、選択されないようにします。
設定した値が、原稿サイズとした範囲の天・地・左・右の4つの辺からそれぞれ差し引かれます。つまり、天地のサイズは原稿サイズ微調整で設定した値の2倍の値が差し引かれた数値になります。

画像欠け防止


する、しない

出力用紙の有効印字領域内に収まるように描画する機能を設定します。
[する]
出力用紙の有効印字領域内に収まるように描画します。
[しない]
出力用紙サイズ全体を描画範囲とします。用紙の有効印字領域外が余白の場合に有効です。
「しない」に設定した場合、キヤノン複合機/プリンターの印字領域を超える部分に作図領域がかかっているときは画像が欠けることになるため注意してください。
842H-033