積載した用紙がカールする場合のカール補正6C66-1AF
印刷される内容や用紙の種類によって、用紙がカールし、きれいに積載されない可能性があります。また、本製品の設定を変更したり、フィニッシャー/スタッカーが設置されている環境の温度や湿度が著しく変化したときも同様に、用紙がカールし、きれいに積載されない可能性があります。これらの場合、以下のようにカールを補正してください。ここでは、フィニッシャーを使用してカール補正する場合の手順を説明します。
下図のように積載された用紙の高低差が1~3 mm 程度になるように用紙を反らせます。
* 1~3 mm
用紙が下側に反っている場合は、
「積載された用紙が下側に反っている場合」 、用紙が上側に反っている場合は、
「積載された用紙が上側に反っている場合」 を参照してください。
積載された用紙が下側に反っている場合次の手順にしたがい、カール補正をします。
(設定/登録)を押す
[調整/メンテナンス]→[動作調整]→[用紙カセットごとのカール補正]を押す
カール補正量を調整したい給紙箇所を選択し、[設定]を押す
フェイスアップ出力時は上段の[+]を押して補正量を調整する。フェイスダウン出力時は下段の[+]を押して補正量を調整する。両面出力時は[フェイスアップ出力時]の値を調整する
用紙の中央と端部の差が5 mm 以下の場合、現状の設定値より、3 段階数値を上げます(+3)。用紙の中央と端部の差が5 mm 以上の場合、現状の設定値より、6 段階数値を上げます(+6)。
* 5 mm
[OK]を押す
排出先トレイに用紙がある場合は用紙を取り除き、排出先トレイに用紙を100枚程度排出する
排出先トレイに排出された用紙の積載状態を確認する
積載された用紙の高低差が1~3 mm程度になっていることを確認します。カールの状態に変化がない場合は、手順1~5の操作を繰り返してください。
重要
この機能は、用紙の搬送に影響を与えます。数値を大きく変更すると、紙づまりの原因になる可能があるので、小さい変更から徐々に試してください。
印刷設定を変更した場合は再度設定を行ってください。
積載された用紙が上側に反っている場合次の手順にしたがい、カール補正をします。
(設定/登録)を押す
[調整/メンテナンス]→[動作調整]→[用紙カセットごとのカール補正]を押す
カール補正量を調整したい給紙箇所を選択し、[設定]を押す
フェイスアップ出力時は上段の[-]を押して補正量を調整する。フェイスダウン出力時は下段の[-]を押して補正量を調整する。両面出力時は[フェイスアップ出力時]の値を調整する
用紙の中央と端部の差が3 mm 以上の場合、現状の設定値より、3 段階数値を下げます(-3)。
* 3 mm以上
[OK]を押す
排出先トレイに用紙がある場合は用紙を取り除き、排出先トレイに用紙を100枚程度排出する
排出先トレイに排出された用紙の積載状態を確認する
積載された用紙の高低差が1~3 mm程度になっていることを確認します。カールの状態に変化がない場合は、手順1~5の操作を繰り返してください。
重要
この機能は、用紙の搬送に影響を与えます。数値を大きく変更すると、紙づまりの原因になる可能があるので、小さい変更から徐々に試してください。
印刷設定を変更した場合は再度設定を行ってください。
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