ペーパーデッキ(本体、PODデッキ・D/重連用PODデッキ・D、PODデッキライト・C)で紙づまりをおこさないために

ペーパーデッキ(本体、PODデッキ・D/重連用PODデッキ・D、PODデッキライト・C)で紙づまりが発生した場合、正しく処理をしないと連続して発生することがあります。ここでは、紙づまりを起こさないための注意点について説明します。
メモ
快適なプリント結果を得ていただくため、キヤノン推奨用紙のご使用をおすすめします。
市販されている用紙にはいろいろな種類のものがあり、本製品にあわないものもあります。ご使用になる場合は、お買い求めの販売店にお問い合わせください。
1.
用紙状態を確認します。
用紙の状態が適切でない場合は、以下にしたがって問題を解消してください。
用紙に異常(用紙同士の貼り付き、用紙バリ、汚れ、傷、折れ、包装用紙の糊の付着)がある場合は、該当する用紙を取り除き、用紙の4辺をよくさばいてください。
用紙バリが大きい場合、用紙を裏返してセットすると紙づまりがおさまる場合があります。
用紙がカールしている場合は、用紙を裏返してセットしてください。問題が解消されない場合は、カール補正を行ってください。詳しい補正方法は、「用紙のカールに関する注意事項」を参照してください。
エンボス紙の場合、カールしていることが多いため、カール補正を行ってください。
用紙が波打っている場合は、波打ちを補正してください。波打ちが解消されない場合は用紙を交換してください。
2.
用紙セット状態を確認します。
用紙が適切にセットされていない場合は、以下にしたがって問題を解消してください。
セットされている用紙が斜めに積まれている場合やそろっていない場合は、用紙をそろえてセットしなおしてください。
後端規制板やサイド規制板と用紙の間に隙間があいている場合や間隔が狭く用紙がたわんでいる場合は、使用する用紙にあわせて規制板をセットしてください。
後端規制板を用紙に合わせた際に用紙に跡がついてしまっている場合は、該当する用紙を取り除いてください。
エンボス紙を使用している場合は、搬送方向に対して凹凸が平行になるように用紙をセットしてください。
インデックス紙を使用する場合に、インデックス紙アタッチメント・Eが装着されていない場合は正しく装着してください。詳しい装着方法は、「インデックス紙をセットする」を参照してください。(本体ペーパーデッキ/PODデッキ・D/重連用PODデッキ・Dのみ)
3.
さばきファンの風量が適切であることを確認します。
さばきファンの風量に関する設定が適切でない場合は、以下にしたがって問題を解消してください。
用紙をセットするペーパーデッキに使用する用紙の用紙坪量や種類が設定されていない場合は、正しい情報を設定してください。詳しい設定方法については「給紙箇所にセットした用紙のサイズと種類を登録する」を参照してください。
<用紙ファンの風量調整>で「さばきファン」「分離ファン」の設定が「0」になっていない場合は、「0」に設定します。問題が解消されない場合は、用紙ファンの風量調整を行ってください。詳しい用紙ファンの風量調整については、「用紙ファンの風量を変更する」を参照してください。
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